地方私鉄

三岐鉄道、211系の譲受を正式発表。

▼ずっと、既成事実になっていましたが、やっと正式に、JR東海の211系が三岐鉄道三岐線に譲渡されることが、7月1日の三岐鉄道のホームページで発表されました。

https://sangirail.co.jp/files/211kei.pdf

▼譲受されるのは、211系3両編成30両(うち営業用24両)ということで、8編成が営業用、残りの2編成が事業用として運用されることになりました。

JR東海から譲受する211系

▼導入時期は、2024年度以降、運用に必要な改造工事を実施後順次導入予定ということです。具体的な時期については、まだ未定のようで今後の発表を待つことになります。

▼2024年3月に三岐鉄道の富田駅構内に回送されて、話題になっていましたが、当の三岐鉄道からは何のコメントがありませんでした。

▼現在、同鉄道では、801系(元西武701系)3両編成が3本、101系(元西武401系)2両編成が3本、851系(元西武701系)3両編成が1本、751系(元西武新101系)3両編成が1本、合計21両が運用されており、これらがすべて211系に入れ替わることになります。

三岐鉄道101系(Wikipediaから)
101系@西藤原駅

▼三岐線では、今後見られる車両がガラッと変わって、すべてがステンレス車両に変わることになります。また、すべて3両編成に揃えられることにもなります。

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地方私鉄, JR西日本

「スーパーはくと名探偵コナン号」が京都鉄道博物館に展示されます。

▼智頭急行が今年12月3日で、開業30周年を迎えます。これを記念して、各種のイベントが予定されています。https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240628_01_press_%20Tizukiyuko30th.pdf

▼その中で、7月12日(金)から16日(火)まで、京都鉄道博物館で、「スーパーはくと名探偵コナン号」が特別展示されます。

スーパーはくと名探偵コナン号

▼展示場所は、京都鉄道博物館の本会1階「車両のしくみ/車両工場」エリアです。

京都鉄道博物館

▼展示車両は、HOT7000系気動車の1、4、5号車です。展示車両のうち、公開されるのは、4号車(グリーン車)と5号車で、5号車には床面、枕カバー、ロールカーテン、デッキにコナンとその仲間たちがデザインされています。

大阪駅に入線するスーパーはくと名探偵コナン号

▼7月12日(金)には、この展示とあわせて、関連イベントして、「鳥取県夏休み誘客促進記念セレモニー」が、同エリアで11時から、鳥取県知事、智頭急行社長、JR西日本山陰支社長など関係者が出席して行われます。

▼7月13日(土)から15日(月・祝日)には、同エリアで「鳥鐵の旅」智頭急行沿線地域PRイベントが開催されます。

▼「スーパーはくと名探偵コナン号」は、コロナ禍で減少した乗客増をもくろんで、2023年12月3日(日)から運転を開始しました。鳥取県出身の漫画家・青山剛昌の代表作「名探偵コナン」のキャラクターでHOT7000 系車両をラッピングしたり、内装にもキャラクターを散りばめるなどしています。

https://www.chizukyu.co.jp/user/filer_public/b9/bb/b9bbedaf-3ed9-4674-ad9d-85cfb05a38f2/231101__01_zi-liao-ti-gong-supahakutoming-tan-zhen-konanhao-iyoiyochu-fa-jin-xing-que-ding-bao-dao-yong-_.pdf

▼さて、知事自らイベントに参加するなど意気込んでいますが、鳥取県のもくろみは成功するでしょうか。

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JR東海, JR西日本

JRとバスとのし烈なバトル!「乗ってみよう北陸☆WEB早得21」の発売

▼JR東海及びJR西日本は連名で、「乗ってみよう北陸☆WEB早得21」の発売を6月17日にプレスリリースしました。

https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043632.pdf

▼商品の概要は、乗車日の21日前までにJR西日本のインターネット予約サービス「e5489」に予約することで、設定期間の普通車指定席に乗車できます。

▼設定区間は次のとおりです。(1名・片道) 【単位:円】

設定区間 区分 価格 所定運賃・料金 差額
名古屋~福井 大人 3,600 7,730 4,130
同上 子供 1,800 3,860 2,060
名古屋市内~金沢 大人 5,500 9,850 4,350
同上 子供 2,750 4,920 2,170
名古屋市内~富山 大人 5,800 11,040 5,240
同上 子供 2,900 5,520 2,620

▼早得21のお得額は、通常期の名古屋~米原間の東海道新幹線普通車自由席と米原から先「しらさぎ」と北陸新幹線の普通車指定席を利用した場合を比較したものです。

特急「しらさぎ」@敦賀

▼名古屋~米原間は特急「しらさぎ」の普通車指定席もしくは東海道新幹線の普通車自由席を選択して利用できます。

▼発売期間は、6月20日から8月10日まで

▼利用期間は、7月20日から8月31日まで。ただし、8月10日~8月19日の間は利用できません。

北陸新幹線@敦賀

▼このきっぷは乗車券と特急券の効力が一体となった専用商品であり、利用区間、指定列車の変更はできないほか、予約できる座席数に限りがあり、予約できない場合があります。

▼名古屋~福井間を特急「しらさぎ」と北陸新幹線の普通車指定席で行くと、通常期大人6,960円となり、早得との差額は3,360円になります。

▼名古屋~金沢間を特急「しらさぎ」と北陸新幹線の普通車指定席で行くと、通常期大人9,080円となり、早得との差額は3,580円になります。

▼名古屋~富山間を特急「しらさぎ」と北陸新幹線の普通車指定席で行くと、通常期大人10,070円となり、早得との差額は4,270円になります。

▼中京圏から北陸への移動では、北陸新幹線が敦賀延伸開業した後には、鉄道のシェアが下がって、バスの利用が増えているため、この対抗策として、打ち出されたのが今回の早得きっぷの発売のようです。

名鉄高速バス

▼高速バスだと、通常期大人比較で、名古屋~福井間が3,600円、名古屋~金沢間が5,500円、名古屋~富山間が5,800円となり、早得きっぷときっちり一致します。

▼鉄道利用の方が断然早いので、時間節約派にはもってこいですが、数に限りがあるので、早いもの勝ちというデメリットもあります。

▼さて、鉄道とバス、この勝負はどっちが勝つでしょうか?

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