阪神電鉄の新型急行用車両3000系の外観が明らかに。座席指定サービスの名称が「らくやんシート」に決定。
▼阪神電鉄では、7月17日に、新型急行型車両3000系の外観を発表するとともに、初の座席指定サービスの名称を「らくやんシート」に決定したと発表しました。
https://www.hanshin.co.jp/press/docs/20260717_zasekishitei_rakuyanseat.pdf
▼新型急行車両の導入は、2025年3月10日に、阪神電鉄開業120周年施策の一環として発表がありました。
▼それによると、阪神の急行用車両として長年愛用されてきた「赤胴車」のイメージを受け継ぐ「Re Vermillion」をエクステリアカラーとしていました。
https://www.hanshin.co.jp/press/docs/20250310-toshikotsu-singatasyaryo2.pdf
▼今回の発表では、デザイン画どおりのイメージで出来上がっています。
▼2027年春にまず1編成で運用が開始予定で、順次運用本数を増加していく予定です。
▼また、インテリアデザインについては、2026年5月21日に発表がありました。
▼それによると、視界の広がりや通路幅の確保により「開放感」を演出し、明るい色調やあたたかさのある質感・マルチスペースで心地よく利用しやすい車内空間をめざしとしています。
▼主な内容としては、車体幅、車体長を拡大、広告表示器の導入、連結間の通路幅の拡大、座席の仕切りの透明化により、開放感を演出しています。
▼さらに、Re Vermillionカラーのバケットシートを基本として、5人掛けと7人掛け座席の中間に握り棒を設置。
▼座席指定サービス車両の中央部にはロングシートとクロスシートに転換可能なL/Cシートを初めて採用します。
▼出入口横マルチスペース「いこいこーな」を設置して、ベビーカーやスーツケースを置くことができるようになります。
▼L/Cシートにしても、「いこいこーな」にしても、製造会社が近鉄車輛であるだけに、近鉄の8A系とよく似た仕様となっています。
▼座席指定サービス「らくやんシート」については、大阪方から3両目の1両がサービスの提供対象となり、大阪梅田から山陽姫路まで間でサービスが提供されます。
座席指定料金は、一乗車あたり300円(税込)と割安になっています。
▼大阪梅田から姫路まではスピードではJR西日本の新快速に全くかなわないので、ゆっくり座っていきたい乗客向けにはニーズはあるかもしれません。〈2026.7.18〉
近鉄京都線、京駅構内で脱線。またしても8Aの関わる事故
▼近鉄京都駅構内で、6月29日に始発列車が脱線事故を起こしました。
▼午前5時15分ごろ京都発橿原神宮前行の普通列車が出発直後に脱線しましたとのことです。
▼近鉄京都駅構内は、東の駅から急カーブで南へ向かい、その途中にポイントがあるという複雑な線形をしています。
▼現在のところ脱線事故の原因は分かっておらず、近鉄や国家運輸安全委員会が調査を行っています。
▼この事故の影響で、近鉄京都線は京都~上鳥羽口間が29日は終日運休し、30日の午前7時半ごろに運転を再開しました。
▼京都駅を発車した列車は120メートル走って脱線しましたが、運転士は「分岐器を通過後うしろから引っ張られるように感じて停止させた」と証言しています。
▼また、近鉄によると始業前の点検では線路のポイントに異常はなかったとのことです。
▼事故の原因はまだ明らかではありませんが、カーブに設置された交差渡り線があるという特殊な構造になっているのも原因の一つでしょうか。
▼渡り線のシーサスクロッシング通常直線区間に設けられていますが、京都駅構内はカーブ上に設置されており、近鉄全営業区間でもここしかないそうです。
▼また、事故を起こした車両が新型一般車両の8A型だったことも何らかの影響があったのでしょうか。
▼事故を起こした該当車両は、8A06編成で、近鉄宮津駅構内に9020系+1252系の牽引で回送されました。8A206号には仮台車が履かされているようです。
▼新型一般車両の8Aは以前も新祝園駅構内の踏切事故で、火災が発生し修復工事がなされました。なんだか、不運続きですね。
▼いずれにしても、今後の調査結果が待たれます。(2026.6.30)
ついに定期運転終了が決定!500系新幹線
▼500系新幹線は、2027年をめどに引退する旨すでに発表されていましたが、6月22日のJR西日本のニュースリリースで、2027年1月13日に定期列車での運転が終了すると正式に発表がありました。
https://www.westjr.co.jp/press/article/2026/06/22/items/260622_00_press_500kei_dryellow.pdf
▼なお、その後も2027年7月までは臨時列車等での運転が続き、本当に営業運転を終了するのは2027年7月になります。
▼引退に向けたプロモーションや企画行事については、ロゴ、キービジュアルの制作、その車両への掲出が予定されています。
▼ロゴ等は2026年7月以降準備ができ次第、500系の一部の1・7号車の車両側面に掲出される予定です。
▼イベントとしては、7月31日(金)出発の「V編成で一夜を過ごす500系新幹線特別運行」が開催されます。
▼このイベントでは、新大阪駅を博多行最終列車より後に発車し、博多には始発列車より先に到着する、特別な夜行列車として運転されます。途中駅で運転休止があるようです。どの駅になるのかも興味ありです。
▼そのほか、8月2日(日)に「まもなく引退を迎える500系車両で博多総合車両所に入線!カンセンジャーと行く500系大満喫の旅」、8月30日(日)に「ありがとう500系V4編成ラストラン上り無退避運行!博多~新大阪往復乗車」、2027年1月10日(日)に「さようならT5編成」のイベントも予定されています。
▼また、廃車発生品の販売や記念商品、記念駅弁などが販売される予定です。
▼いよいよ500系とも本当にお別れが近づいています。(2026.6.23)









