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近鉄の「青色」の新型一般車両のデビューが正式に発表となりました。

▼近鉄の新型一般車両のうち、大阪線・名古屋線・山田線・鳥羽線(大阪線・名古屋線系統)、南大阪線・長野線・御所線・吉野線(南大阪線系統)で運行される車両のデビュー時期及びカラーリングが正式に発表となりました。

https://files.microcms-assets.io/assets/f76cb3f097104533921f6d6262a336ee/ed86364ee0d94d10ad3687f45f012d96/20260612rw.pdf

▼近鉄のニュースリリースによると、大阪線・名古屋線系統では2026年1月から、南大阪線系統では2026年5月から新型一般車両が運行されることが決定したとのことです。

▼大阪線・名古屋線系統のカラーリングはこれまでの近鉄の伝統的な「赤色」から新たな「青色」となります。なお、南大阪線系統ではすでに運行されている奈良線・京都線系統と同様の「赤色」となるようです。

青色の近鉄新型一般車両(近鉄HPより)

▼また、大阪線・名古屋線系統、南大阪線系統でも、8A系と同様、「やさしば」、L/Cシートが設置されます。

▼さらに、大阪線・名古屋線系統では、長時間の運行になるため多目的トイレが設置されます。なお、今後導入される奈良線・京都線系統の8A系統、南大阪線系統の車両にもトイレが新設されるとのことです。

多目的トイレ(近鉄HPより)

▼奈良線・京都線系統、南大阪線系統の一般車両へのトイレ設置は近鉄では初めてだそうだそうです。

▼今回の発表では、大阪線・山田線・鳥羽線の車両は1A系、名古屋線・山田線・鳥羽線の車両は2025年度導入分が1A系統、2026年度分が1B系となり、南大阪線系統の車両は6A系となります。

▼今後の導入予定では、2026年1月に大阪線・山田線・鳥羽線の車両は4両編成×2本、名古屋線・山田線・鳥羽線の車両は4両編成×3本、2026年度に同線車両は3両編成×3本、2026年5月に南大阪線系統の車両が4両編成×3本、2027年度に同線車両が4両編成×2本となっています。

▼奈良線・京都線系統では、2025年度に4両編成×9本、2026年度に4両編成×4本、2027年度に4両編成×5本が導入予定です。これで、2025年度以降の新型一般車両の導入は合計で121両となります。

8A系@高の原駅

▼これで、やっと噂の「青色」の新型一般車両が公になりました。それにしても、近鉄で青色のカラーリングが見られるようになるなんて、本当に楽しみです。

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近鉄新型一般車両8A系に新たなカラーリングと1A系が登場か。

▼約四半世紀ぶりに導入された近鉄の新型一般車両8A系は、2024年10月に奈良線・京都線・橿原線・天理線で運行を開始し、増備が進められています。

▼2024年5月の近鉄のニュースリリースでは、2024年度に奈良線・京都線などに48両、2025年度に奈良線・京都線などに36両が導入予定とされ、大阪線で8両、名古屋線で12両、南大阪線で12両の導入が計画されています。

▼最近では、8A系はかなりの編成を見ることができるようになりました。また、大阪線での試運転の情報も出てきています。

▼ところで、8A系は近鉄伝統の赤色のカラーリングが施されていますが、今回SNS上では、大阪線、名古屋線向けの車両は青色のカラーリングではと噂されています。

Chat GTP に作成させた青色の新型車両

▼また、形式についても、1A系になるのではないかとも言われています。線区ごとにカラーリングを変え、形式もそれぞれ線区ごとにふられるのではないかと話題になっています。

▼今のところ、近鉄からは一切これらについてプレスリリースなどはなく、あくまで噂の段階ですが、なかなか興味深い話ではあります。

▼そこで、今回、Chat GPTに青色のカラーリングの新型車両を描いてほしいと指示したところ、青色の新型車両が現れました。紺色だとこうなります。

Chat GTP に作成させた新型車両(紺色)

▼今回は、それをアップしてみました。あくまで、参考までに見てください。

▼なかなかいい出来です。嘘電ということでご容赦ください。(2025.6.10)

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近鉄8A系が2025年ローレル賞の受賞決定。

▼2025年ブルーリボン賞・ローレル賞の決定が鉄道友の会から5月22日に発表されました。

https://www.jrc.gr.jp/newsreleas/7729.htm

▼ブルーリボン賞はJR西日本の273系が、ローレル賞は近鉄の8A系と福岡市交通局の4000系が選定されました。

▼ブルーリボン賞の受賞が決まった273系は特急「やくも」に長年充当されてきた381系の後継車両として開発されたものです。

▼ローレル賞の受賞が決まった福岡市交通局の4000系は空港線・箱崎線の1000N系の置き換え車両として開発されたものです。

▼今回は、同じくローレル賞の受賞が決まった近鉄の8A系について触れてみたいと思います。

8A系@高の原駅

▼鉄道友の会の選定理由として、「会員による投票において支持率が高く、近鉄の次世代を担う一般形車両として、極めて高い運用の汎用性、柔軟性と高いレベルな客室サービスを実現しつつ、新たな標準化を目指した車両として高く評価」しての選定だとしています。

▼同日の近鉄のニュースリリースでも、8A系のローレル賞の受賞決定について発表がありました。

https://files.microcms-assets.io/assets/f76cb3f097104533921f6d6262a336ee/951cc4e1678641098009ffb025bd639d/20250522rw_v2.pdf

▼近鉄では、これまでに奈良線・京都線を中心に14編成(56両)を導入し、今後は大阪・名古屋線、南大阪線にも導入を予定しているとしています。

▼選定理由にもあるように、8A系の前頭部は八角形をモチーフとした特徴的な造形で、下部には逆八の字のLED前照灯、上部に大型の種別行先表示・標識灯を装備しています。

8A系@大和西大寺駅

▼車体のカラーリングは、近鉄の一般形車両の赤と白のツートンを継承しつつ、新たな色合いと塗分けパターンを採っています。

▼混雑状況に応じて柔軟な対応が可能なL/Cシートを採用したほか、縦横両方向に座ることができる「やさしば」スペースを設けています。

▼制御装置はハイブリッドSiC素子によるインバータ制御、ブレーキ装置は抑速・回生付き電気指令式を採用しています。

▼近鉄ではこれまで、4回ローレル賞を受賞しています。

▼1987年にけいはんな線の7000系、1998年にL/Cシートを装備した5800系、2001年にシリーズ21(3220系、5820系、9020系)、2010年に汎用型特急車両の22600系が受賞しています。

5820系@鶴橋駅

▼近鉄では、一般形車両の導入が約四半世紀ぶりだったこともあり、8A系のデビューは待ち望まれたことで注目度が高まりました。

▼奈良線・京都線などの投入が落ち着き、今後は大阪線・名古屋線、南大阪線での導入が続きます。まだまだ、注目されることとなる8A系です。(2025.5.22)

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