JR西日本

「WEST EXPRESS 銀河」が敦賀・新大阪間で夜行運行されます。

▼JR西日本が、観光特急列車「WEST EPRESS 銀河」が敦賀・新大阪間を特別ルートで夜行運行乗車し、大阪・関西万博の一日入場券及び日本館パビリオンの入場予約券付きの特別プランについて、4月10日に発表しました。

WEST EXPRESS 銀河@京都鉄道博物館

▼敦賀⇒新大阪乗車プラン(車中1泊)が5月23日(金)・5月30日(金)、逆コースの新大阪⇒敦賀乗車プラン(車中1泊)が5月24日(土)・5月31日(土)に設定されています。

▼万博に行く場合、敦賀を21:38頃発車し、WEST EXPRESS 銀河で車中泊、新大阪に07:16頃到着、新大阪らから各自で大阪・関西万博会場へ向かうことになります。

▼JRで万博へ向かうならば、07:30発の桜島行エキスポライナーが乗り継ぎに便利です。

エキスポライナー@新大阪駅

▼万博見学を終わり、敦賀方面へ向かう場合、桜島22:28発の新大阪行エキスポライナーに乗れば、ぎりぎりまで万博を楽しむことができます。(ただし、万博会場から桜島まではシャトルバスに乗車する必要がありますが)

▼新大阪22:48頃発車し、WEST EXPRESS 銀河で車中泊、敦賀に07:16頃到着、敦賀からは各自で北陸新幹線などへ乗り換えすることになります。

▼旅行代金は、リクライニングシート利用の場合、大人(中学生以上)16,800円、クシェット利用の場合、同19,800円、ファミリーキャビン利用の場合、4名利用限定で同19,800円、ファーストシート利用の場合、同21,800円、グリーン個室利用の場合、同26,800円となります。

リクライニングシート(EWEST EXPRESS)

▼「tabiwa トラベル」の「鉄道ファンの宝箱」のサイトから4月11日から予約・販売します。

https://www.nta.co.jp/jrodekakenet/train/?SITE_ID=66100002

▼乗りテツと万博見学希望がマッチした場合にこのツアーは便利です。4月11日14:30現在ですでに、全日程のファーストシート、グリーン個室は満席となっています。予約は早めに予約しないと、売り切れの可能性があります。(2025.4.11)

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東急

大井町線で運行している9000系の先頭車両正面の帯を赤色に復刻

▼東急電鉄は、4月12日(土)から大井町線で運行している9000系1編成の先頭車正面の帯を、現在のオレンジ色のグラデーションから1986年のデビュー当時の赤色に復刻すると発表しました。

東急9000系(東横線)

▼9000系は1986年3月に、東横線で初代3000系、初代5000系の置き換え、営団南北線・都営三田線への乗り入れ対応車両として登場しました。

▼8両編成は東横線に、5両編成は大井町線に充当され、2006年3月から大井町線から田園都市線中央林間までの直通列車が設定されました。

▼2008年3月からは大井町線で急行運転が開始されたので、田園都市線に誤って乗車することを防止するために、先頭車両の正面の帯をグラデーションにするとともに、車体側面に「大井町線」と書かれたステッカーが貼付されました。

東急8500系(大井町線)

▼その後、東横線に5050系が増備されるにつれ、2009年度から東横線から大井町線への転属が本格化しました。

▼2013年度には東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転が開始され、すべての9000系が東横線から運用を外れ、大井町線に転属しました。8両の編成は5両化され、余剰となった車両は廃車となりました。

▼大井町線では、6020系の導入に伴い、数年後には引退が予定されており、大井町線の乗務員から長年の利用に対して感謝の気持ちを伝えたいという声が上がり、今回の復刻となりました。

▼復刻編成(9001F)は、4月12日から当面の間運行されます。さらに5月18日(日)には有料の撮影イベントの開催が予定されています。

https://www.tokyu.co.jp/image/information/pdf/250409_9000_d_2.pdf

▼撮影会は、第1部から第3部まで予定されており、撮影時間は各45分程度になります。

▼開催場所は鷺沼車庫で、クラブツーリズムのツアーとして開催され、旅行代金は大人(中学生以上限定)9,000円(税込)となっています。

▼オンライン販売のみで、事前エントリーによる抽選制となっており、4月15日(火)から受付開始します。

▼9000系も登場からはや39年が経っており、新旧交代の時期となっています。(2025.4.11)

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阪急

阪急神戸線武庫之荘・西宮北口間に新駅が設置されることになりました。

▼西宮市、尼崎市、阪急電鉄は、阪急神戸線武庫之荘・西宮北口間に新駅設置事業に着手したことを、4月10日に発表しました。

阪急神戸線1000系@梅田駅

▼これまでに2022年11月1日に三者で基本合意書を締結し、事業計画の検討や関係者協議等を進めてきましたが、この度、事業概要、施工者、整備費、費用負担等事業全体に関する基本協定書を4月4日に締結しました。

https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/2bd8373ec75cdb449ed741840123863a11ea25bf.pdf

▼この協定書により、2031年度末を目標として新駅設置事業に着手しました。

▼新駅は阪急神戸線の武庫之荘駅と西宮北口駅(3.3km)の間の武庫川にかかる橋梁上に設置されます。

▼新駅は、武庫之荘駅から約1.6km、西宮北口駅から約1.7kmの位置に設置されます。

▼8両編成に対応できるホームが2面、西宮市側、尼崎側の両方に改札口が設置され、約86億円の整備費は三者で3分の1ずつ負担するほか、西宮市、尼崎市は国庫補助を活用する予定です。

▼施工者は阪急電鉄で、2025年度から詳細設計に着手し、鉄道事業法にかかる事業基本計画や鉄道施設変更、工事着手に向けて各種手続きを進めていきます。

▼2026年度からは新駅設置工事に本格的に着手予定です。

▼これまでも、武庫之荘と西宮北口間は距離が長いし、沿線住民の新駅設置の声が上がっていましたが、ようやく工事着手になったようです。

阪神本線武庫川駅

▼新駅が武庫川の橋梁上に設置されるのは、阪神の武庫川駅と同様の構造になるようです。

阪神本線武庫川駅

▼改札口が尼崎市、西宮市の両方に設置されるので、武庫川の両岸に住む沿線住民にとっても便利です。

▼阪急神戸線は駅間の距離が比較的長いのですが、とりわけ武庫之荘と西宮北口間は長いので、新駅が設置されても普通が特急などに追い抜かれることはなく、ダイヤには影響はあまりなさそうです。(2025.4.10)

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