投稿者名:kumoha313

地方私鉄

広電の停留場と車内案内・メロディー、路線カラーが変わります。

▼広島電鉄は、駅前大橋ルート開業にあわせて、停留場及び車内放送・メロディーの変更し、路線カラーの変更も併せて行うと発表しました。

https://www.hiroden.co.jp/topics/2025/pdf/0704-melody/0704-melody.pdf

▼広電は駅前大橋ルート開業により、2025年8月3日にJR広島駅2階に乗り入れる予定ですが、これにあわせて今回の変更を行うこととなりました。

▼広島駅停留場の案内及びメロディーはこれまで有人での案内でしたが、今回A~D各ホームで、新たな電車の接近、到着、発車の自動放送を行います。

▼メロディーも紙屋町方面と比治山下方面では異なるものとし、音による方向識別が可能となります。

▼紙屋町方面のメロディーは平和への祈りを込めたものであるとともに、和風の要素も加えたものとなります。

広電5000形グリーンムーバー@紙屋町東

▼一方、比治山下方面は広島港の波をイメージした軽やかなメロディーとなります。

800形と5100形@広電広島港

▼新しいメロディーは歌のお姉さん、パーソナリティー、CMの作詞・作曲家として地元広島で有名な「にしもとりか」氏の制作によるものです。

▼ルート変更により新たに設置される松川町及び稲荷町停留場の電車接近案内からは行先案内が削られます。あわせて、英語による放送も追加されます。

▼なお、紙屋町東、紙屋町西、本通、原爆ドーム前の停留場では2025年6月10日から先行導入されています。

▼車内メロディー及び案内は増加するインバウンド向けに英語放送の次の停留場案内に駅ナンバリングを追加します。

▼路線カラーの変更では、広島駅・広島港間の1号線は広島港へ向かうイメージを付加するため、オレンジから水色に変更となります。

広電の新路線図

▼そのほかの路線は従来通りのカラーです。(広島駅・広電宮島口間の2号線は赤色、西広前駅・広電本社前間の3号線は青色、広島駅・広島港間の5号線は黄緑色、広島駅・江波間の6号線は黄色、横川駅・広島港間の7号線は緑色、横川駅・江波間の8号線は桃色、白鳥・八丁堀間の8号線は灰色)

▼広電では、8月の駅前大橋ルート開業に向けて、様々な施策が展開されています。路面電車に乗る楽しみがまた増えそうです。(2025.7.4)

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地方私鉄

いよいよあと1か月で広島駅の新駅ビル2階に広電が乗り入れ

▼JR広島駅から広島市内各所へは、地上の広電の路面電車に乗り換えていくのが便利でした。全国各地の路面電車から移譲された単車や新型の連結車など、いろいろな車両を見ることができた楽しいスポットでしたが、8月3日以降はこの光景は見られなくなります。

広電5100形グリーンムーバーマックス@広島駅

▼2025年8月3日に広島電鉄の駅前大橋ルートが開業し、広電の路面電車が広島駅の新駅ビルに乗り入れすることとなるためです。路面電車の駅ビルへの乗り入れは日本初だそうです。

https://www.hiroden-hiroshima-st.jp/#movie

▼広島駅の新駅ビル2階の中央アトリウム空間に、路面電車のホームが新設され、JR中央改札口に直結し、2025年3月24日にグランドオープンした新駅ビル「ミナモア」へのアクセスも便利になります。

▼路面電車のホームは、Aホームが比治山下経由広島港行、Bホームが広電宮島口行、Cホームが江波行、Dホームが紙屋町経由広島港行となります。A、B、Dホームでは乗車専用ホームで、隣に降車ホームが設置されます。

▼この新しい駅前大橋ルートの開業により、広島駅から八丁堀・紙屋町方面への所要時間は約4分短縮、広島駅から比治山下方面への所要時間は約4.5分短縮となります。

▼新ルートの開業により、新たに松川町電停が新設され、これまでの的場町電停から猿猴橋町電停を経由していたコースは廃止され、同時に猿猴橋町電停も廃止となります。

▼さらに、2026年春ごろには、広電本社・市役所前・紙屋町東・八丁堀・稲荷町・段原一丁目・皆実町を循環するルートが誕生します。

▼広電に乗車して広島駅に近づくと、目の前に駅が見えるにも関わらず、通り過ぎて的場町まで行き、そこから猿猴橋町を経てやっと駅に到着していました。なんだか時間がもったいないなぁと感じていましたが、新ルートの開業でこうしたこともなくなります。

広電3950形グリーンランナー@広島駅

▼広島駅では、これまで新幹線口で先に開発が進み、駅ナカの商業施設やホテルが整備されてきました。

▼一方で路面電車の電停のある側は駅ビルの開発が遅れていましたが、やっと整備が図られ、今回広島の玄関口にふさわしい駅前になりました。(2025.7.2)

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南海

南海難波駅に新観光列車専用ホームが誕生。難波駅2階中央改札口もリニューアルへ。

▼南海電鉄では、2025年度末に運行開始を予定している新観光列車の導入にあわせて、難波駅1番線ホームを専用ホームにリニューアルすると7月1日に発表しました。

https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/250701.pdf

▼これまで1番線は降車専用ホームとして利用されてきましたが、今回のリニューアルで観光列車専用ホームに生まれ変わります。

▼また、2階中央改札口のリニューアルもあわせて行われており、すでに工事は2024年10月から行われ、2025年8月完成を予定しています。

▼専用ホームは「高野山の神聖な雰囲気を表現した空間」を目指して、照明による誘導や曲線的なデザインという要素を引き継いで、高野山のカラーや沿線ゆかりの素材を取り入れることとしています。

特急こうや号@難波駅

▼これまで1番線は泉北線が発着し降車専用ホームとして利用されてきましたが、今回のリニューアルによって、泉北線の列車は2番線での乗降取り扱いとなります。

▼9番線の特急ラピートの乗降ホームと同様の取り扱いとなり、難波駅のホームの両端は特急・観光列車という優等列車の専用ホームに特化することとなります。

特急ラピート@なんば駅

▼それにしても、2026年春にデビューする新型観光列車はどのようなものになるのか。こちらも気になりますね。(2025.7.1)

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