投稿者名:kumoha313

地方私鉄

一畑電気鉄道と出雲大社

▼思い立って、神話の国、出雲へ一泊二日で行ってきました。

出雲大社 神楽殿

▼今回の主目的は、竹内まりやさんのふるさとを見てみたかったということですが、鉄道ファンとしては、ご当地の鉄道を撮ることも忘れてはなりません。

▼出雲といえば、一畑電気鉄道、通称「ばたでん」が走っています。

▼一日目は早めに出雲大社に到着しましたが、参拝は午前中がいいので、二日目にすることにして、門前町の神門通りにある出雲大社前駅に行ってみました。

▼出雲大社前駅は、出雲大社の門前に1930年2月に大社神門駅として開業、1970年10月に出雲大社前駅に改称しています。

出雲大社前駅

▼1996年12月に登録有形文化財に登録されています。また、2009年2月に近代化産業遺産にも認定されています。

▼2012年9月に出雲大社大遷宮に伴い駅舎が改装され、駅の構内にデハニ50形の静態展示が併せて行われました。

デハニ50形52号

▼ちょうど発車前の100系2113号2103号の2両編成が停車中。

2100系2113号

▼この車両は1995年に京王電鉄から譲渡された5000系で、2013年に「楯縫号」と、2人掛けソファー型シートで宍道湖向き座席を固定した改造が行われています。

▼二日目の朝、出雲大社に参拝した後、再度、出雲大社前駅に行ってみました。

▼今回は、新型車両の7000系7003号が停車していました。7003号は棚田がラッピングされています。

7000系7003号

▼当初は東急の1000系を譲受する方針でしたが、他の鉄道会社からの引き合いも多く、必要数を確保できないことが判明。そこで、新造ということになったようです。

▼この車両は2016年製造で、1両編成。構体と台車は近畿車輛、艤装以降をJR西日本の関連会社であるJR西日本テクノスの子会社の後藤工業に発注しています。

▼車体はどこかで見覚えがあると思ったら、JR四国の7000系をベースとした軽量ステンレス構造です。

▼地方鉄道が自前で新型車両を導入するとはすごいと思いましたが、国と沿線自治体の補助により製造費用を賄っているそうです。

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JR東海

東海道新幹線開業60周年おめでとう!

▼東海道新幹線が2024年10月1日で、開業60周年を迎えました。

東海道新幹線出発式@東京駅(朝日新聞デジタル)

▼この日東京駅の19番線ホームで、午前6時の始発列車「のぞみ1号」博多行きの出発に合わせて、出発式が行われました。

開業60周年出発式@東京駅(読売オンライン)

▼一方、新大阪駅では、午前6時発の「のぞみ200号」東京行きの出発に合わせて、出発式が行われました。

開業60周年出発式@新大阪駅(産経新聞)

▼開業時の1964年から1999年まで運転された0系の営業最高速度は時速210キロ(1986年11月から220キロ)でした。

0系@リニア・鉄道館

▼1985年に登場した一部2階建ての100系の営業最高速度も時速220キロでした。

▼1992年に300系が登場し、営業最高速度は270キロに引き上げられました。

300系@リニア・鉄道館

▼1997年に登場した500系、1999年に登場した700系、2007年に登場したN700系も営業最高速度は270キロでした。

▼2013年に登場したN700Aは営業最高速度が285キロに引き上げられました。

N700A@米原駅

▼2020年に登場した最新鋭のN700Sも営業最高速度は285キロです。

▼開業当時、超特急「ひかり」は東京・新大阪間で4時間、特急「こだま」が5時間かかっていました。

▼1965年11月1日から東京・新大阪間の「ひかり」が3時間10分、「こだま」が4時間となりました。

▼開業当時の駅は、東京、新横浜、小田原、熱海、静岡、浜松、豊橋、名古屋、岐阜羽島、米原、京都、新大阪でした。

▼その後、1969年4月に三島駅、1988年3月に新富士、掛川、三河安城駅、2003年10月に品川駅が開業しました。

▼開業当初は「ひかり」「こだま」とも12両編成でしたが、1970年2月にすべての「ひかり」が16両編成に、1973年7月にすべての「こだま」が16両編成になり、途中12両編成になったこともありましたが、1991年3月に再度16両編成化しました。

▼JR東海では、東海道新幹線開業60周年を迎えるにあたって、開業60周年記念ロゴを「大ピンチずかん」などで知られる絵本作家の鈴木のりたけ氏に作成を依頼しています。

▼また、JR東海では、東海道新幹線開業60周年特設サイトを開設しています。

▼特設サイトでは、各種キャンペーン、鈴木のりたけ氏へのインタビュー、記念グッズ販売などが掲載されています。

▼また。「会いにいこう」キャンペーンの新CM”60年分の会いにいこう“篇が公開されました。

▼テレビCMは120秒のもの、30秒のものが首都圏、静岡、名古屋、関西の各地区で放送されます。CMの出演者は女優の吉高由里子さん、岩崎太整氏の作曲した曲、JR東海音楽クラブの演奏で開業から60年の画像がちりばめられた内容です。

▼60年前に始まった日本の新幹線は、その後、どんどん進化し、山陽新幹線、東北新幹線、上越新幹線、山形新幹線、秋田新幹線、北陸新幹線、九州新幹線、北海道新幹線と路線が拡大していき、車両やその他の技術の進化もめまぐるしいものとなっています。

▼新幹線の誕生により、高速鉄道の優位性が証明され、世界の鉄道にも影響を与えました。

TGV@パリ・リヨン駅(Wekipedia)

▼なにわともあれ、開業60周年おめでとうございます。

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JR西日本

JR嵯峨野線の秋の混雑緩和策及び特急列車の嵯峨野嵐山駅臨時停車

▼JR西日本のニュースリリースによると、この秋の紅葉シーズンに混雑が予想される嵯峨野線で、両数を増やす列車、特急の嵯峨野嵐山駅への停車を発表しました。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240925_00_press_Saganolineautumnrinji.pdf

▼インバウンド客の増加により、コロナ禍以降非常に混雑が発生している嵯峨野線ですが、2024年3月16日のダイヤ改正で、昼間時間帯の京都・嵯峨野嵐山間で普通列車を増発したり、両数を増結したりしています。

嵯峨野線ホーム@京都

▼しかし、これからの紅葉シーズンには、もっと乗客数が増加することが予想されるため、JR西日本では10月5日から12月8日の間、平日で42本の列車が両数を増やすほか、土休日は臨時列車を10本、増結列車を46本にするとのことです。

▼両数を増やす列車は、4、6両編成を6両、8両に増結するそうです。

▼また、この期間、特急「きのさき・はしだて・まいづる」の一部列車(7本)が嵯峨野嵐山駅に臨時停車します。

きのさき・まいづる号@京都駅

▼嵯峨野嵐山方面行きは、きのさき3号、同5号、はしだて・まいづる3号の3本、京都方面行きは、きのさき16号、同18号、はしだて4号・まいづる10号、同6号・12号の4本が嵯峨野嵐山に臨時停車します。

トロッコ嵯峨駅

▼あわせて、近畿エリアの特急の普通車指定席が利用できる「J-WESTチケットレス」が600円で乗車できます。ただし、乗車券が別途必要で、予約は乗車前日及び当日のみ可能で、席数限定です。

▼こうした対策で、秋の行楽シーズンにどれだけ効果を発揮するのか、動向が注目されます。

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