JR西日本

新大阪まで特急「まほろば」に会いに行ったが会えなかったが、あの「トワイライトエクスプレス瑞風」に会えました。

▼2025年3月のダイヤ改正で大阪・新大阪から奈良までおおさか東線経由で特急「まほろば」が定期運転されることになりました。

▼しかも、4月5日からは、683系をリニューアルした車両「安寧」がデビューしました。

▼なにを勘違いしたのか、あるYou Tuber が「まほろば」が毎日運行と言っていたので、平日の朝に新大阪まで「まほろば」に会いに行ってきました。

▼自分のブログにも書いたし、JR西日本のホームページをよく見ればよかったのですが、早とちりで平日の運行はありません。

▼そこで、仕方なく、朝の桜島行「エキスポライナー」を撮りました。この時間は323系ではなく、221系が運用されていました。

エキスポライナー@新大阪駅

▼始発駅の新大阪を出ると、大阪(地下ホーム)、ユニバーサルシティに停車して、桜島まで行きます。

▼大阪・関西万博のアクセス列車ですが、まだ万博は開催まだで、乗客はそれほどいないので、混んでいません。

▼せっかく朝から新大阪まで来たのに残念。帰ろうかどうしようかと考えていると、なんと回送列車の通過案内が流れてきました。

▼スマホを構えて待っていると、なんと、トワイライトエクスプレス瑞風がやって来ました。

トワイライトエクスプレス瑞風@新大阪

▼動画でばっちり全編成を撮影することができました。神は見捨てませんでした。

▼ということで、トワイライトエクスプレス瑞風について少し、触れたいと思います。

▼トワイライトエクスプレス瑞風は、2015年に引退した大阪・札幌間で運転された「トワイライトエクスプレス」の伝統と誇りを受け継ぎ、2017年に運転開始しました。

▼前身のトワイライトエクスプレスは、1989年から16年間にわたり日本海の雄大なパノラマと北海道の大自然を借景として、ゆったりとした鉄道旅行を楽しめる列車でした。

トワイライトエクスプレス@大阪駅

▼トワイライトエクスプレス瑞風はその名称を引き継ぎ、京阪神地区から山陰、山陽エリアで運行しています。

▼車両は第一級の建築家、工業デザイナーによりプロデュース、車内は西日本各地の木材やアート、伝統工芸を取り入れています。乗務員の制服は一流のデザイナーによるものになっています。

▼瑞風は沿線に立ち寄り、歴史、文化、景色に触れる観光を楽しむことができます。

▼また、6号車のダイニングカーではフードコラムニスト、和洋中の名だたるシェフにより監修された料理を楽しめることができます。

瑞風6号車ダイニングカー@新大阪駅

▼現在の運行コースは、山陰コース(上下)山陽コース(上下)、山陽・山陰コース(周遊)が設定されています。

▼ということで、ちょっと機嫌を直して、今度の週末あたり、「まほろば」に会いに行こうと思います。(2025.4.9)

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JR西日本

大阪・新大阪と奈良を直通する特急「まほろば」にリニューアル車両「安寧」が登場

▼2025年3月のダイヤ改正で、大阪・新大阪と奈良間を直通する特急「まほろば」が定期運転されていますが、4月5日(土)に683系をリニューアルした「安寧」が運用を開始しました。

▼鉄道チャンネルによりますと、JR西日本の大阪22番線乗り場(地下ホーム)で特急「まほろば・安寧」編成の出発式が行われたそうです。

▼JR西日本の常務理事阪奈支社長、奈良市長をはじめとした関係者、大阪駅うめきたエリア公式キャラクターの「びりーばー」によりテープカットを行いました。

▼一方、読売新聞オンラインによりますと、同日、奈良駅で歓迎式が行われ、奈良市をPRする「NARA CITY コンシェルジェ」が「ようこそ奈良へ」の横断幕を掲げて、「安寧」と乗客を出迎えました。また、改札前では特産品の販売なども行われました。

▼3月15日のダイヤ改正で、土休日に奈良方面には、大阪09:58発⇒奈良10:57着、大阪14:15発⇒奈良15:12着の2本、大阪方面には、奈良12:21発⇒大阪13:15着、奈良16:21発⇒大阪17:15着の2本が運転されます。

▼大阪09:58発、奈良発16:21発が定期列車で、大阪・関西万博開催中は大阪14:15発(まほろば92号)、奈良12:21発(まほろば91号)が臨時列車となります。

▼使用される車両は2025年3月までは287系で運用されてきましたが、3月15日からは北陸新幹線の敦賀延伸で余剰となった683系をリニューアルして運用します。

287系@新大阪駅

▼「安寧」は金色と蘇芳色のカラーリングを車体に施し、万物の安寧をあまねく照らす「楽園の陽光感」を車体に表現しているそうです。

▼第2編成になる「悠久」は2025年秋ごろにデビューする予定で、こちらは墨色と灰渋色のカラーリングを車体に施し、「文化の万世(万葉)への継承」を車体に表現しているそうです。

▼ダイヤをみてみると、第1編成の「安寧」だけで、2往復を賄えるはずですが、この秋には第2編成が登場するということは、予備編成あるいはニーズをみて増便を検討しているということでしょうか。

▼ルートはおおさか東線経由で大阪(地下ホーム)⇒新大阪⇒法隆寺⇒奈良となります。新大阪経由となるので、新幹線との乗り換えも便利で、インバウンドの乗客も取り込みやすくなります。

▼「まほろば」の運転は今のところ土休日限定ですが、鉄道チャンネルによると、JR西日本としては、毎日運行についてはこれからのニーズをみて判断するとのことです。

▼万博の来場者が増えることで、万博来場者などが奈良へも流れるでしょうか。今後乗客は増えるかどうか注目されるところです。(2025.4.6)

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南海, 名鉄, 近鉄

近鉄・南海・名鉄連続3日間乗り放題きっぷがデジタルで19年ぶりに再登場

▼近畿日本鉄道、南海電気鉄道、名古屋鉄道の3社は、2025年4月7日(月)から3社の対象エリアで連続3日間(あるいは2日間)乗り放題になるきっぷ「3・3・SUNフリーきっぷ」を発売すると3月31日に発表しました。

https://files.microcms-assets.io/assets/f76cb3f097104533921f6d6262a336ee/a6c6907004b14c4c804b24dea2f36b4f/20250331rw.pdf

▼このきっぷは2006年に発売以来19年ぶりの発売となります。今回は3日間のほかに2日間のきっぷも登場しました。

▼しかも今回は駅窓口などでの発売はなく、専用サイトからデジタルきっぷとして発売します。

▼発売期間は2025年4月7日5:00から2026年4月29日までで、購入日から30日間有効となっています。

▼3日間乗り放題で8,200円、2日間乗り放題で6,200円となり、大人のみの設定しかありません。決済はクレジットカードのみで、現金での購入はできません。利用にはスマートフォンが必要となります。

▼対象エリアは、近鉄が全線(ロープウェイを除く)、南海が全線(汐見橋線・多奈川線・高野線[下古沢・極楽橋間]を除くとしており、ほぼすべての線区が乗り放題となります。

近鉄「しまかぜ」@今里駅

▼一方、名鉄の対象エリアは、13駅(中部国際空港、名鉄名古屋、金山、東岡崎、神宮前、国府宮、名鉄一宮、新木曽川、笠松、名鉄岐阜、犬山、知多半田、西尾)でこの13駅以外での乗降はできないこととなっています。

名鉄1200系@名鉄名古屋駅

▼この「3・3・SUNきっぷ」は1997年から発売され、1997年から2001年までは年2回、2002年から2006年までは年1回発売されていました。

南海「こうや」@なんば駅

▼この時代のきっぷは近鉄(ロープウェイ除く)・南海・名鉄の全線が乗り放題で、中学生以上が5,000円、小学生が2,500円でした。

▼当然、紙のきっぷであり、連続する3日間を印刷されたカレンダーに〇印を付け、乗車時に駅員に日付入りのゴム印を押印してもらうこととなっていました。

▼磁気券ではないので、自動改札機は利用できませんでしたが、指定された沿線の遊園地やホテルの優待割引券も付いていました。

▼今回のデジタルきっぷは、当然スマホが必要でありますが、どういう利用方法なのか、詳細はプレスリリースではよくわかりません。

▼名鉄の対象エリアが少ないのは、デジタル化の影響なのかどうか、そのあたりもよくわかりませんが、名鉄はデジタル化が遅れているので、全線では対応できないのかしれません。

▼関西国際空港、中部国際空港は対象となっており、インバウンドのニーズにも対応できます。さらに、奈良、京都、伊勢志摩、犬山などの観光地も対象エリアに含まれるので、周遊観光にも便利です。

▼ただし、特急は利用できないので、特急券などは別途購入が必要となります。(2025.4.3)

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