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特急「ひのとり」など近鉄特急を運転することができることになりました。【鉄道にっぽん!Real Pro】第4弾発売!

▼ソニックパワードは、8月28日に「鉄道にっぽん!Real Pro」シリーズ第4弾として「長距離運転!特急ひのとり近畿日本鉄道」編を11月20日に発売すると発表しました。

https://www.sonicpowered.co.jp/train/rp/kintetsu/

▼シリーズ第4弾では、大阪難波から近鉄名古屋まで近鉄名阪特急ひのとりを運転することができるようになります。

特急ひのとり@今里駅

▼とりわけ、鉄道プロシリーズ最長の約190キロ、2時間に及ぶ長距離乗務を体験することになるのがすごいです。

▼第4弾では、特急ひのとりのほかに、8A系による大阪難波・近鉄奈良間の急行運転、30000系(ビスタEX)による近鉄奈良・京都間の運転を体験することができます。

▼対応機種はNintendo Switch、Nintendo Switch Lite、Nintendo Switch 有機ELモデルの3機種で、別売りのコントローラー「ズイキマスコン for Nintendo Switch」や「電車でGO!for Nintendo Switch」でも遊ぶことができます。

▼DLC(ダウンロードコンテンツ)で、今後未収録車両、路線も追加される予定なので、それも楽しみです。

▼第4弾では、なんといっても特急ひのとりを大阪難波から近鉄名古屋まで189.7キロを通しでこれまでになく長距離区間を運転できるのが魅力です。1時間以上もノンストップで運転する区間があるのでかなり集中力が必要となります。

▼近鉄の最新車両の8Aでは、大阪難波から近鉄奈良まで急行として運転することになりますが、大阪奈良間の山越えと生駒トンネル通過や広大な平城宮跡を通過するのも魅力です。

▼ビスタEXでは、近鉄奈良から京都まで夜間走行ができ、夜景の美しさが魅力となります。

▼「鉄道にっぽん!Real Pro」シリーズでは、これまで「特急走行!名古屋鉄道編」(2022年12月15日発売・Nintendo Switch)、「特急ロマンスカー!小田急電鉄編」(2023年12月14日発売・Nintendo Switch)、「東京-神奈川!東急電鉄編」(2025年8月21日発売・Nintendo Switch)の3種類があります。

▼第3弾の「東京-神奈川!東急電鉄編」は2025年8月21日に発売されたばかりで、もう第4弾の近畿日本鉄道編の発売予告がなされました。

▼これまで、プレイステーション2で「Train Simulator」シリーズや「電車でDO!」シリーズを散々やってきましたが、最近は音沙汰なしでした。

▼2022年11月にSteamから「JR東日本トレインシミュレータ」が発売になり、パソコンをハイスペックなものに買い替えて備えましたが、基本パックではそれほど楽しめる距離や路線がなく、これはあまりやりませんでした。

▼しかし、鉄プロ第4弾発売の予告を知ってから、久しぶりに「JR東日本トレインシミュレータ」をやってみたら、京浜東北線・根岸線が各停(大宮・磯子間)と快速(大宮・大船間)が追加されていて、またやり始めました。

▼鉄プロ第4弾発売に向けて、こうなったら遅ればせながらNintendo Switchと専用マスコンを買おうか思案中です。

▼今予約をすればA5クリアファイルがもらえるし、キャッシュバックもあるし、なかなか魅力的ですしね。(2025.9.2)

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近鉄の阪奈間の臨時特急の増発について推察する

▼近畿日本鉄道は、大阪難波・近鉄奈良間で臨時特急を増発すると2025年7月29日に発表しました。

https://files.microcms-assets.io/assets/f76cb3f097104533921f6d6262a336ee/d3169bbd5956474fafb296ec16798b6d/250729.pdf

▼増発は8月30日(土)から当面の間としています。

▼平日では、大阪難波7時47分発、近鉄奈良8時27分着の一本で、8両編成の汎用特急で運転します。

▼土休日では、近鉄奈良16時50分発、大阪難波17時31分着の一本で、4両編成の汎用特急で運転します。

▼この増発の背景には、コロナ禍を経て、大阪・関西万博の開催もあってインバウンド客が急増していることがあげられます。

▼現在の平日の大阪難波発近鉄奈良行きの特急は7時、8時台は皆無で、増発列車の前後は快速急行と準急だけで、9時50分にようやく奈良行き特急がビスタカーで運転されます。

22000系@大阪上本町駅

▼同様に土休日の16時台の近鉄奈良発大阪難波行きの特急は、16時8分発の「ひのとり」の後はなく、増発列車の前後は急行と、快速急行があるだけです。

▼平日朝に大阪を出発して奈良へ行きたい観光客にとってゆっくり着席して移動できる特急がないのはちょっと残念です。

▼一方、土休日の夕方に奈良での観光を終え大阪へ行きたい観光客にとっても、ゆっくり着席して移動できる特急がないのは物足りないと思われます。

▼こうしたニーズを把握した近鉄では、この時間帯に臨時特急を増発したものと思われます。しかし、朝夕の過密ダイヤに増発列車を組み入れることは可能なのでしょうか。

▼平日の7時47分発の増発は、6時47分近鉄奈良発7時27分着の特急を折り返し運用することで実現できたのではないかと思います。この奈良発の特急はたぶん難波に到着後車庫へ回送されるため、それを活用したのではないかと思われます。

▼土休日の16時50分発の増発は、15時55分京都発16時30分着の特急を折り返し運用することで実現できたのではないかと思います。この特急も奈良到着後車庫へ回送されると思われ、また、この列車はビスタカーなので、4両編成の汎用特急という発表にも合致します。

30000系@布施駅

▼というわけで、近鉄では過密ダイヤの中でなんとかやりくりして特急を増発して、ニーズをくみ取り収益の確保にも資することができるのではないかと思われます。(2025.7.29)

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11年間続いた近鉄5800系のデボ1形ラッピング車がもとに戻りました。

▼近鉄の5800系のうち5802Fは2014年4月から奈良線100周年記念事業の一環として、近鉄の前身の大阪電気軌道デボ1形の塗装を施したラッピング車として運転されてきました。

5800系(デボ1形塗装)@鶴橋駅

▼大阪電気軌道は1914年に大阪上本町と奈良間で開業しましたが、その時に製造されたのがデボ1形でした。

▼車体は二重屋根構造、1段下降窓の曲面を取り入れた木造車両です。主電動機は生駒越えの急勾配に対応するためゼネラル・エレクトリック(GE)社製の大出力モーターを装備し、主制御器は同じくGE社製のMK電磁スイッチ式制御器を搭載していました。

▼台車はアメリカのボールドウィン社製の平鋼組立釣り合い梁式台車で、当時の関西私鉄では初めてのことでした。

▼1964年に奈良線の建築限界拡幅と新生駒トンネルへの切り替えに伴い廃車となり、現在、五位堂検修車庫に保存されています。

デボ1形@五位堂検修車庫

▼近鉄では、2014年4月30日に奈良線が開業100周年を迎えるにあたり、同年4月29日から開業時のデボ1形の塗装を施したヒストリートレインの運行を開始しました。

5800系(デボ1形塗装)@きんてつ鉄道まつり2015

▼ヒストリートレインは2024年4月29日に大阪上本町駅で出発式が開催され、車両撮影会ツアーも行われました。また、2024年秋に開催された「きんてつ鉄道まつり」でも展示されました。

5800系(デボ1形塗装)@きんてつ鉄道まつり2014

▼それから、11年間もこのデボ1形の塗装は続き、2025年2月に通常のカラーリングに戻りました。当初はこれほど長くデボ1形の塗装が続くとは思わなかったのですが、通常の塗装に戻ったことを知って、ちょっと寂しくなりました。(2025.6.19)

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