地方私鉄

地方私鉄

一畑電気鉄道と出雲大社

▼思い立って、神話の国、出雲へ一泊二日で行ってきました。

出雲大社 神楽殿

▼今回の主目的は、竹内まりやさんのふるさとを見てみたかったということですが、鉄道ファンとしては、ご当地の鉄道を撮ることも忘れてはなりません。

▼出雲といえば、一畑電気鉄道、通称「ばたでん」が走っています。

▼一日目は早めに出雲大社に到着しましたが、参拝は午前中がいいので、二日目にすることにして、門前町の神門通りにある出雲大社前駅に行ってみました。

▼出雲大社前駅は、出雲大社の門前に1930年2月に大社神門駅として開業、1970年10月に出雲大社前駅に改称しています。

出雲大社前駅

▼1996年12月に登録有形文化財に登録されています。また、2009年2月に近代化産業遺産にも認定されています。

▼2012年9月に出雲大社大遷宮に伴い駅舎が改装され、駅の構内にデハニ50形の静態展示が併せて行われました。

デハニ50形52号

▼ちょうど発車前の100系2113号2103号の2両編成が停車中。

2100系2113号

▼この車両は1995年に京王電鉄から譲渡された5000系で、2013年に「楯縫号」と、2人掛けソファー型シートで宍道湖向き座席を固定した改造が行われています。

▼二日目の朝、出雲大社に参拝した後、再度、出雲大社前駅に行ってみました。

▼今回は、新型車両の7000系7003号が停車していました。7003号は棚田がラッピングされています。

7000系7003号

▼当初は東急の1000系を譲受する方針でしたが、他の鉄道会社からの引き合いも多く、必要数を確保できないことが判明。そこで、新造ということになったようです。

▼この車両は2016年製造で、1両編成。構体と台車は近畿車輛、艤装以降をJR西日本の関連会社であるJR西日本テクノスの子会社の後藤工業に発注しています。

▼車体はどこかで見覚えがあると思ったら、JR四国の7000系をベースとした軽量ステンレス構造です。

▼地方鉄道が自前で新型車両を導入するとはすごいと思いましたが、国と沿線自治体の補助により製造費用を賄っているそうです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ

鉄道コム

地方私鉄

三岐鉄道、211系の譲受を正式発表。

▼ずっと、既成事実になっていましたが、やっと正式に、JR東海の211系が三岐鉄道三岐線に譲渡されることが、7月1日の三岐鉄道のホームページで発表されました。

https://sangirail.co.jp/files/211kei.pdf

▼譲受されるのは、211系3両編成30両(うち営業用24両)ということで、8編成が営業用、残りの2編成が事業用として運用されることになりました。

JR東海から譲受する211系

▼導入時期は、2024年度以降、運用に必要な改造工事を実施後順次導入予定ということです。具体的な時期については、まだ未定のようで今後の発表を待つことになります。

▼2024年3月に三岐鉄道の富田駅構内に回送されて、話題になっていましたが、当の三岐鉄道からは何のコメントがありませんでした。

▼現在、同鉄道では、801系(元西武701系)3両編成が3本、101系(元西武401系)2両編成が3本、851系(元西武701系)3両編成が1本、751系(元西武新101系)3両編成が1本、合計21両が運用されており、これらがすべて211系に入れ替わることになります。

三岐鉄道101系(Wikipediaから)
101系@西藤原駅

▼三岐線では、今後見られる車両がガラッと変わって、すべてがステンレス車両に変わることになります。また、すべて3両編成に揃えられることにもなります。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ

鉄道コム

地方私鉄, JR西日本

「スーパーはくと名探偵コナン号」が京都鉄道博物館に展示されます。

▼智頭急行が今年12月3日で、開業30周年を迎えます。これを記念して、各種のイベントが予定されています。https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240628_01_press_%20Tizukiyuko30th.pdf

▼その中で、7月12日(金)から16日(火)まで、京都鉄道博物館で、「スーパーはくと名探偵コナン号」が特別展示されます。

スーパーはくと名探偵コナン号

▼展示場所は、京都鉄道博物館の本会1階「車両のしくみ/車両工場」エリアです。

京都鉄道博物館

▼展示車両は、HOT7000系気動車の1、4、5号車です。展示車両のうち、公開されるのは、4号車(グリーン車)と5号車で、5号車には床面、枕カバー、ロールカーテン、デッキにコナンとその仲間たちがデザインされています。

大阪駅に入線するスーパーはくと名探偵コナン号

▼7月12日(金)には、この展示とあわせて、関連イベントして、「鳥取県夏休み誘客促進記念セレモニー」が、同エリアで11時から、鳥取県知事、智頭急行社長、JR西日本山陰支社長など関係者が出席して行われます。

▼7月13日(土)から15日(月・祝日)には、同エリアで「鳥鐵の旅」智頭急行沿線地域PRイベントが開催されます。

▼「スーパーはくと名探偵コナン号」は、コロナ禍で減少した乗客増をもくろんで、2023年12月3日(日)から運転を開始しました。鳥取県出身の漫画家・青山剛昌の代表作「名探偵コナン」のキャラクターでHOT7000 系車両をラッピングしたり、内装にもキャラクターを散りばめるなどしています。

https://www.chizukyu.co.jp/user/filer_public/b9/bb/b9bbedaf-3ed9-4674-ad9d-85cfb05a38f2/231101__01_zi-liao-ti-gong-supahakutoming-tan-zhen-konanhao-iyoiyochu-fa-jin-xing-que-ding-bao-dao-yong-_.pdf

▼さて、知事自らイベントに参加するなど意気込んでいますが、鳥取県のもくろみは成功するでしょうか。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ

鉄道コム

上部へスクロール