投稿者名:kumoha313

近鉄

団体専用列車「楽」が2026年新春初詣列車として運行。

▼近鉄の団体専用列車「楽」が大晦日から元旦にかけて沿線の寺社を参拝するために、初詣列車として運行されます。

https://files.microcms-assets.io/assets/f76cb3f097104533921f6d6262a336ee/e90318ab952c47eb8a5ec3e36f27405f/20251111.pdf

▼ダイヤは2025年12月31日、大阪上本町23:32発、橿原神宮前0:26着、桜井1:09着、長谷寺1:18着、2026年1月1日、橿原神宮前4:00発、近鉄奈良4:44着、近鉄奈良4:51発、大阪上本町5:23着となっています。

団体専用列車「楽」@高安駅

▼乗車区間は6区間の中から選択でき、大晦日はA区間が大阪上本町⇒橿原神宮前、B区間が大阪上本町⇒桜井、C区間が大阪上本町⇒長谷寺、元旦はD区間が橿原神宮前⇒近鉄奈良、E区間が橿原神宮前⇒大阪上本町、F区間が近鉄奈良⇒大阪上本町となっています。

▼旅行代金としては、乗車区間の運賃のほかに、「楽」片道料金、記念品代、諸税などが含まれます。

▼記念品は2026年の干支の「牛」をモチーフにしたオリジナル缶バッジだそうです。

▼大晦日に大阪上本町を出発して、橿原神宮、三輪大社、長谷寺を参拝することができ、元旦は橿原神宮、春日大社などの参拝後に大阪へ戻るのに利用することが想定されています。

▼団体専用列車「楽」は初代「あおぞら」の後継車両とし1990年10月にデビューして、2020年3月にリニューアル工事が実施され、現在のエクステリア、インテリアに改造されました。

▼デビューから30年経ってのリニューアルで、車体塗装が当初のものとは全く違って、「漆メタリック」の色調へ変更されました。

漆メタリックと塗装の「楽」@高安駅

▼先頭車の展望席は階段式シート配置から「楽VISTAスポット」と名付けられたフリースペースになりました。

▼二階建車の階下席は転換クロスシートを取り払い、カーペット敷きやフローリング床にしてイベントなど多目的な仕様が可能なスペースに変更されました。

▼初詣列車では、展望席は見学席としてなります。

▼コロナ禍も明けて、鉄道各社では大晦日の終夜運転も再開され、初詣列車の企画もいろいろ出てきています。(2025.11.13)

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JR西日本

超レアになりつつある500系とひかりレールスターを撮る。

▼先日上京する用事があり、行き返りと都内の移動中に撮りテツをしました。

▼朝8時台の「のぞみ」で東京へ向かうため、新大阪駅に。

▼新幹線ホームに上がると、まずは山陽新幹線ホームの20番線に、7時40分発の500系の「こだま」841号博多行が停車していました。

500系@新大阪駅

▼この500系は1997年3月にデビューして、空力上の問題を解決するため、飛行機のようなデザインが人気で、山陽新幹線区間では最高時速300キロで運転されていました。

戦闘機のような運転席(500系)

▼2007年にN700系が登場したことにより、2010年2月には「のぞみ」の定期運用から外れ、9編成のうち8編成が16両から8両編成へ短縮され、山陽新幹線区間での「こだま」運用となりました。

▼2024年以降、N700系を8両編成化し、500系の残存する6編成は2027年までに全廃することとなっています。

▼500系の「こだま」を見送ったあと、25番線ホームには、ひかりレールスターの「こだま」832号が福山から7時47分に新大阪に到着して入庫のため発車待ちをしていました。

ひかりレールスター@新大阪駅

▼このひかりレールスターは、阪神・淡路大震災後、京阪神と北九州との旅客シェアを航空機に取られ、苦戦を強いられていたなかで、2000年3月に700系の「ひかりレールスター」として投入してシェア奪還を目指しました。

▼その後、2011年3月に九州新幹線が全線開通し、新大阪から西鹿児島までの直通列車「さくら」が運行されることにより、ひかりレールスターと置き換わるようになりました。

▼現在、「ひかりレールスター」は上りが新下関6時11分発岡山行の1本のみで、あとは上下とも「こだま」としての運用のみとなっています。

「レールスター」のロゴ(700系)

▼この700系もN700系の8両編成化により、置き換えが進むことになっています。

▼朝の新幹線新大阪駅ホームで、いずれは消え去る運命のレアな車両に出会えることとなりました。(2025.11.12)

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近鉄

今年の五位堂会場の展示車両はしぶい。きんてつ鉄道まつり2025

▼11月1日、2日に開催された「きんてつ鉄道まつり2025」。昨日の高安会場に引き続き、本日は五位堂会場へ行ってきました。

▼コロナ禍が明けて2023年4月に五位堂検修車庫で開催された「きんてつ鉄道まつり2023 Spring」以来2年ぶりの参加です。

▼五位堂駅から会場までは例年より人手が多いような印象を受けました。時間帯がちょうど11時くらいに五位堂駅に到着したのでそうなのかもしれません。

▼五位堂会場の目玉は何といってもずらっと並ぶ展示車両です。

▼今年は、何が展示されているのか。ワクワクして見に行きました。

▼感想は、「しぶい」です。特急列車が12600系1編成のみ、あとは8A系が目を引く程度です。

5800系志摩スペイン村ラッピング車と8A系

▼しかし、志摩スペイン村ラッピング車の5800系、三十三銀行ラッピングの3両編成の2025系、そしてほとんど廃車になってしまった8000系で現存する2編成のうちの1編成8721Fが展示されていました。

あと2編成になった8000系と汎用特急車両

▼見る人が見ればわかるとは思いますが、しぶいですね。

▼今年の休憩電車は、「台北へ行こう!列車」。2025年9月1日に運行開始した、近鉄グループホールディングスと台北メトロとの友好協定締結1周年を記念した5800系ラッピング車です。

休憩電車「台北へ行こう!列車」

▼40トンクレーン実演で持ち上げられる車両は、今年は2610系の2727。床下に「ようこそ きんてつ鉄道まつり2025」と書いたパネルが貼られていました。

「ようこそ きんてつ鉄道まつり 2025」と書かれたパネル

▼床下ピット探検隊に使用されている車両は「とばしまメモリーなみの章」の観光ラッピング車です。

「とばしまメモリーなみの章」ラッピング車

▼コロナ禍前まで行われていた「電車と綱引き」のイベントはなくなって、その場所には子供たちの落書きがある入替電車が留置されていました。

落書き電車の入替電車

▼綱引きに使われていた事業用車のモト97が奥に留置されているのが見えました。

▼今年の五位堂会場はいつもよりは華やかさには欠けますが、「しぶさ」が印象的な鉄道まつりでした。(2025.11.2)

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