近鉄の「青色」の新型一般車両のデビューが正式に発表となりました。
▼近鉄の新型一般車両のうち、大阪線・名古屋線・山田線・鳥羽線(大阪線・名古屋線系統)、南大阪線・長野線・御所線・吉野線(南大阪線系統)で運行される車両のデビュー時期及びカラーリングが正式に発表となりました。
▼近鉄のニュースリリースによると、大阪線・名古屋線系統では2026年1月から、南大阪線系統では2026年5月から新型一般車両が運行されることが決定したとのことです。
▼大阪線・名古屋線系統のカラーリングはこれまでの近鉄の伝統的な「赤色」から新たな「青色」となります。なお、南大阪線系統ではすでに運行されている奈良線・京都線系統と同様の「赤色」となるようです。

▼また、大阪線・名古屋線系統、南大阪線系統でも、8A系と同様、「やさしば」、L/Cシートが設置されます。
▼さらに、大阪線・名古屋線系統では、長時間の運行になるため多目的トイレが設置されます。なお、今後導入される奈良線・京都線系統の8A系統、南大阪線系統の車両にもトイレが新設されるとのことです。

▼奈良線・京都線系統、南大阪線系統の一般車両へのトイレ設置は近鉄では初めてだそうだそうです。
▼今回の発表では、大阪線・山田線・鳥羽線の車両は1A系、名古屋線・山田線・鳥羽線の車両は2025年度導入分が1A系統、2026年度分が1B系となり、南大阪線系統の車両は6A系となります。
▼今後の導入予定では、2026年1月に大阪線・山田線・鳥羽線の車両は4両編成×2本、名古屋線・山田線・鳥羽線の車両は4両編成×3本、2026年度に同線車両は3両編成×3本、2026年5月に南大阪線系統の車両が4両編成×3本、2027年度に同線車両が4両編成×2本となっています。
▼奈良線・京都線系統では、2025年度に4両編成×9本、2026年度に4両編成×4本、2027年度に4両編成×5本が導入予定です。これで、2025年度以降の新型一般車両の導入は合計で121両となります。

▼これで、やっと噂の「青色」の新型一般車両が公になりました。それにしても、近鉄で青色のカラーリングが見られるようになるなんて、本当に楽しみです。