JR東海

特急「ひだ」HC85系の代替列車の臨時快速にキハ75形が運用か。

▼2025年10月1日夕刻に、高山本線蘇原駅・各務ヶ原駅間の第1川崎踏切で特急「ひだ」14号が踏切内に進入した自動車と衝突する事故が発生しました。

https://jr-central.co.jp/000044670.pdf

▼「ひだ」14号はHC85系の8両編成で、前面及び進行方向右側の車両側面の窓ガラスが損傷したということです。

HC85系@名古屋駅

▼10月6日のJR東海のXによると、10月9日の名古屋~下呂・高山間の「ひだ」83号、高山・下呂~名古屋間の「ひだ」84号が運休し、代わって名古屋~高山間、高山から名古屋間に臨時快速が運転されると投稿されています。

▼また、JR東海のHPでは、10月9日・11日~13日の名古屋~高山間の「ひだ」83号、10月9日、12日、13日の高山から名古屋間の「ひだ」84号、10月11日の高山から名古屋間の「ひだ」98号が運休し、10月9日のみ臨時快速を運休列車と同じ時間帯・停車駅で運転すると発表しています。

https://traininfo.jr-central.co.jp/zairaisen/notice.html?notice=750&lang=ja

▼高山本線では現在特急以外の車両としてはJR東海の管内ではキハ25形とキハ75形が運用されています。

▼今回の臨時快速は長距離間の運転となるので、クロスシートのキハ75形が運用されるのではないかと思われますが、ロングシートのキハ25形の運用もあるかもしれません。

キハ75形@岐阜駅

▼いずれにしても、結果は明日10月9日には判明します。珍しい運用なので、また、撮り鉄が集まるかもしれませんね。(2025.10,8)

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JR東日本, JR西日本

鉄道博物館の来館者数が1500万人に達しました。

▼埼玉県さいたま市にある鉄道博物館は2025年10月1日に、2007年の開館から数え来館者数が1,500万人に達したと、同博物館から発表がありました。

https://www.railway-museum.jp/news/pdf/20251001_1.pdf

▼鉄博は2006年5月に閉館した交通博物館の後継施設として2007年10月14日鉄道の日に開館しました。

▼来館者数が1,500万人に達したのを記念して、展示しているC57形蒸気機関車に記念ヘッドマークを、転車台・エントランスに10月1か月間、記念横断幕を掲出します。

C57形蒸気機関車@鉄道博物館

▼また、本館1階インフォーメーションカウンターでSNSの投稿を提示することで記念ステッカープレゼントします。

▼来館者1,500万人の達成にしては、かなり地味な記念イベントとなりました。

▼一方、京都鉄道博物館では2025年6月8日に開館から700万人の来館者数に達し、700万人目の来館者に230形蒸気機関車前でセレモニーを開催し、館長から認定証と記念品が贈られました。

230形蒸気機関車@京都鉄道博物館

▼こちらもあまり大規模なイベントはありませんでした。

▼京都鉄道博物館は2016年4月29日に、2014年4月に閉館した交通科学博物館の後継施設として、京都市の梅小路蒸気機関車館を拡張する形で開館しました。

▼来館者数が鉄博で開館から18年で1,500万人を達成し、京都鉄博で開館から9年で700万人を達成したということで、鉄博が1年で平均83.3万人、京都鉄博が77.8万人来館する結果となりました。

▼東西の鉄道博物館では、鉄博の方が大宮駅からニューシャトルに乗り換えなくてはいけないし、京都鉄博は当初京都駅から徒歩かバスで行かなければならなかった。(現在はJR嵯峨野線に乗り換えて1駅)

▼そういう意味で鉄博も京都鉄博もアクセスはそれほど良くないという条件は同じ。

▼やはり、首都圏にあるということで鉄博の来館者数は多いのではないかと思われます。(2025.10.5)

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JR東海

東海道新幹線で定位置停止制御(TASC)を導入し、運用を開始へ。

▼東海道新幹線で、定位置停止制御(TASC)を導入し、同新幹線の全駅・前営業列車で運用を開始すると、JR東海が9月29日に発表しました。

https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000044655.pdf

▼TASC(Train Automatic Stop-position Control)の導入により列車が駅で停止する際に自動でブレーキをかけて、所定停止位置により精度高く停止させることができるようになります。

東海道新幹線N700A@米原駅

▼手動で停車ブレーキをかけるのと比較して、停止にかかる平均的な時間が短縮できるため、ダイヤの更なる安定性向上に役立つとしています。

▼また、停止位置の精度が向上するため、駅ホーム上の可動柵のドアを短くすることができ、今後、同新幹線に設置、取替する際に可動柵のコスト削減効果も見込まれるとしています。

▼TASCの導入・運用開始は2026年秋を予定しています。

▼また、JR東海では自動運転システムの導入を目指してGOA2の開発を進めており、高頻度・高速・大量輸送を行う東海道新幹線において、実証のための走行試験を昼間の営業時間帯にも行っており、すでに15万キロ以上の走行により基本機能に問題がないことを確認しています。

▼GOA2については、2028年ごろをめどに導入予定で、これに合わせて、運転士が運転台でドア開閉を行う機能も導入するとしています。

▼TASCやGOA2の導入により、新幹線の自動運転化がますます進み、近い将来、列車の運転に関わる車掌業務のいらないワンマンでの運転が可能になるかもしれません。(2025.9.29)

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