京都鉄道博物館近くの廃線高架上に紫色の特急サンダーバードが現れる。
▼最近話題になっていた紫色の681系について、全容が明らかになりました。
▼JR西日本のニュースリリースによると、2025年4月27日の深夜に、特急サンダーバードとして使用されていた681系が吹田総合車両所から梅小路京都西駅付近へ陸送され、近くの廃線高架上に吊り上げられました。
▼この車両は、2025年夏ごろに開業予定の廃線高架上の常設店舗「FUTURE TRAIN」として使用されるために、陸送され吊り上げられたものです。
▼廃線高架上に常設店舗が開業されるのは日本初のことだそうで、681系が店舗として使用されるために設置されました。
▼この事業は、2025年3月21日にJR西日本と地元自治体、金融機関、デベロッパーなどが、京都駅西部エリアにおける賑わい創出、鉄道高架空間の活用に向けて相互に連携協定を締結したことによるものです。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250321_00_press_Kyotostation_ereakasseika_3.pdf
▼廃線高架上の常設店舗の開業を契機に、今後、クリエイターやスタートアップ等の集積・交流拠点等の整備、エリア内外のイノベーション拠点等との連携・交流、エリア情報の発信強化などの取組みをこの協定により行っていこうとするものです。
▼紫色の681系は「FUTURE TRAIN」と名付けられ、「フューチャーバード」として蘇らせた車両を先頭に、連なる列車の形を模した空間で、『廃線初・未来行き』の新たな食体験を提案するエンターテイメント・レストランを開業するものです。

▼このエリアは京都鉄道博物館、京都水族館、ホテルなども近くにあり、最近賑わいが増している場所でもあり、レストランの開業によりさらに注目されるものと思われます。(2025.5.7)