投稿者名:kumoha313

近鉄

レストラン列車「Les Saveurs 志摩」が 2026年秋にデビュー!

▼近鉄でも、ついに車内で本格的な食事を楽しむことができるレストラン列車「Les Saveurs 志摩」が2026年秋にデビューすることとなりました。

https://files.microcms-assets.io/assets/f76cb3f097104533921f6d6262a336ee/26531de4d6d24923b168d72d3efc64e3/20251031.pdf

▼この「Les Saveurs 志摩」は、既存の特急車両12400系4両1編成を、本格的なフレンチを提供する4号車、手軽なフレンチ膳を提供する1・2号車、キッチンを設置する3号車に改造します。

▼運行開始は2026年秋を予定しており、名古屋・賢島を原則週6日往復運行し、伊勢市、宇治山田、五十鈴川、鳥羽、鵜方に停車します。

▼改造される12400系のエクステリアは、志摩の「海・白砂・太陽」が醸し出すさわやかな開放感を、深みのある青と光を感じる白で表現し、青のメタリック塗装、ゴールドのラインにより高級感を演出しています。

 

▼4号車のインテリアデザインは、間接照明、革張りの家具調の椅子を採用し、各テーブルに手荷物が置ける収納ラックを設置、車両の両端部には大型荷物を収納できる荷物置場も設置されるほか、女性用・共用トイレにパウダールームを設けています。

▼1・2号車のインテリアデザインは、フレンチ膳を味わいながら車窓を楽しめるよう、窓1つに対して各席を斜め向きに配置し、車両の両端部には大型荷物を収納できるスペースを用意しています。

▼1号車には車いすスペースを3台分と多目的・女性用トイレやパウダールームも設置されます。

▼各座席は木目調の大きな仕切りによりプライベート感をもたせています。

▼本格的なフレンチを提供する4号車は4人席2卓、2人席4卓の計16席、手軽なフレンチ膳を提供する1・2号車は2人席15卓、1人席4卓の計34席を全席座席指定で用意します。

▼本格的なフレンチは志摩観光ホテルの樋口総料理長が監修し、手軽なフレンチ膳は近鉄・都ホテルズが監修することになっています。

▼運転時刻や利用料金などは未定で後日特設サイトなどで告知される予定です。

https://www.kintetsu.co.jp/senden/les-saveurs-shima/

▼近鉄では、大阪・京都・名古屋と伊勢志摩を結ぶプレミアム観光列車「しまかぜ」、京都・奈良と大阪を結ぶ観光特急「あをによし」、大阪と吉野を結ぶ観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」の運行を手掛けてきました。

▼今回は、名古屋と伊勢志摩を結ぶ本格的なフレンチを提供するレストラン列車を運行させることで、インバウンドや国内の観光客を誘客し、新たな賑わいを創出することを目指しています。(2025.10.31)

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JR西日本

新たなトロッコ列車の車両デザインが決定しました。(嵯峨野観光鉄道)

▼嵯峨野観光鉄道は、新たなトロッコ列車の車両デザイン等について、10月24日に発表しました。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/251022_00_press_Saganotorocco_newdesign.pdf

▼2025年3月21日に、新たなトロッコ列車を2027年春に導入すると発表していましたが、今回は、牽引車と客車のデザインを発表しました。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250321_00_press_NewTorokko2027debut.pdf

▼デザインのコンセプトは、「保津川の渓谷美」と「ノスタルジックな旧山陰線の汽車旅」と「嵯峨野・嵐山の洗練された『ひなび』風情」を掛け合わした世界観を創出するとしています。

▼新牽引車は、JR西日本が導入する新型事業用車の1両で、もう1台は予備機として使用される予定です。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/251022_00_press_ballastsanpusya_2.pdf

▼この新型事業用車はハイブリッド方式の気動車で、全体では8両が導入予定で、新型バラスト散布車の牽引や車両入替作業などに使用するとしています。

▼一方、客車は1~4号車は一般車、4号車の一部は特別室を設ける予定です。

▼一般車では、景色が主役として映えるよう柱や窓枠を黒で仕上げ、保津峡の景色への没入感を高めるデザインとしています。

▼また、特別室は縁台型の座席に座りながら景色を楽しむことができるように検討中です。

▼デザイン監修は、京阪3000系、JR西日本227系や叡山電鉄700系「ひえい」をデザインした株式会社GKデザイン総研広島が担当します。

▼営業開始は、2027年春の予定で、現在運行している車両は2026年の営業をもって引退の予定です。

▼現在のトロッコ列車は1991年の営業開始以来運用されてきてかなり老朽化しているので、今回の新型車両の導入でより観光客の呼び込みを増やせることが期待されそうです。(2025.1024)

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JR西日本

特急「まほろば」(安寧・悠久)、観光列車「はなあかり」が2025年度グッドデザイン賞を受賞

▼JR西日本は、特急「まほろば」と観光特急「はなあかり」が2025年度グッドデザイン賞を受賞したと10月15日のニュースリリースで発表しました。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/251015_00_press_2025GOODDESIGN_Mahoroba_1.pdf

▼特急「まほろば」は、大阪・奈良間をおおさか東線経由で運行する特急列車で、2025年4月から683系を改造した「安寧」が運行を開始し、同年10月から「悠久」が運行を開始する予定。

特急「まほろば」@新大阪駅

▼審査員の評価コメントとしては、デザインプロセスにおいて奈良の魅力を発見し、鉄道というメディアに載せて発信していくプロジェクトとして高く評価し、地域と専門家を巻き込んだ調査プロセス、悠久と安寧というネーミング、デザインされた動物や植物のイラスト・パターンなどが奈良という土地が世界へ発信するイメージとメッセージを発することに成功しているとしています。

▼また、ヘッドマーク、プリントレイアウト、車両のカラーリング、座席がデザインのコンセプト、ナラティブの強さによって、リユースの車両を全く新しい価値に生まれ変わらせた事例としても高く評価しています。

▼一方、観光列車「はなあかり」は、キハ189系特急型気動車を改造して「華」を基軸に全席グリーン車、スーペリアグリーン車からなる観光列車として2024年10月にデビューしました。

▼審査員の評価コメントとしては、高級ホテルのラウンジのような照明、インテリアのクオリティが誰もが満足感を得られると評価。

▼鉄道がメディアとして、また地域の動く観光資源として機能しており、列車の空間や食事、名産を楽しむような体験のデザインによりミュージアムの機能も果たしているとして高い評価しています。(2025.10.16)

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