ロングシートでうれしートは笑います。快速うれしートが学研都市線、JR東西線、阪和線に新規設定
▼2025年10月14日にダイヤの修正を実施するとJR西日本が8月22日に発表しました。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250822_00_press_AkiDaiyakaisei_1.pdf
▼有料座席サービスの「快速うれしート」が学研都市線、JR東西線、阪和線でも新規開始になります。
▼現在、「快速うれしート」は琵琶湖線、JR京都線、JR神戸線、山陽線、嵯峨野線、JR宝塚線で実施されていますが、今回のダイヤ修正で本数が拡大となります。
▼また、大阪・関西万博が10月13日に終了するのに伴い、臨時列車の「エキスポライナー」、大阪環状線、JRゆめ咲線、阪和線で増発している列車の運転を終了します。
▼万博開催にあわせて実証実験していた加古川線の増発列車の運転、特急「こうのとり」の谷川駅臨時停車も終了となります。
▼「快速うれしート」の新規設定については、阪和線では快速はクロスシート車の223系、225系が運用されているので、有料座席のエリヤを区切るのは比較的わかりやすいです。
▼しかし、学研都市線、JR東西線では、快速はロングシートの207系、321系が運用されているので、有料座席エリヤを区切るのは何となくわかりにくいし、なんか笑ってしまいます。
▼「うれしート」の車両はせめてクロスシートの車両を組み込んでほしいものです。
▼学研都市線では、JR宝塚線方面では木津発の快速1号、3号の2本、宝塚発木津行きの快速2号、4号、10号の3本、新三田発木津行きの快速6号、8号の2本が「快速うれしート」の設定となります。

▼阪和線では、日根野発天王寺行きの快速2号、4号の2本、天王寺発日根野行きの快速1号、3号、5号の3本が新規設定となります。

▼すでにサービスを実施している嵯峨野線では京都発園部行きが2本増設、琵琶湖線、JR京都線、JR神戸線では土休日において網干・姫路発大阪・米原行きが9本の増設となります。
▼同じく米原・野洲発姫路・網干行きが8本の増設となります。
▼平日においては、網干・姫路発野洲・米原行きが4本の増設、大阪までのサービスを終点までのサービス延長となるのが3本となります。
▼JR西日本では、1両全体を有料座席サービスに充てる「新快速Aシート」があり、快速でも車両の一部を有料座席サービスに充てる「快速うれしート」を始めましたが、好評のようで今回の新規設定と増設となったようです。
▼関西圏では、私鉄各社も有料座席指定サービスを進めていますが、JR西日本もサービス拡大をはかり、ますます競争が激化しています。(2025.8.22)