▼近鉄は、5月10日付けのニュースリリースで、新型一般車両のデビューが2024年10月だと発表しました。
▼10月にデビューするのは、奈良線・京都線系列で、2025年度には大阪線・名古屋線・南大阪線にも新型車両が導入されるとも合わせて発表されました。
▼2022年5月17日のニュースリリースで、新型車両の導入については、その概要が発表されていますが、今回は、実車の画像も添えて、詳しく発表がありました。
▼近鉄としては、一般車両の導入は24年ぶりとなるということで、注目度は高くなるものと思われます。
▼2024年度には、4両編成が12本、計48両が順次、奈良線、京都線、橿原線、天理線に導入されるとのことです。
▼新型車両では、ベビーカー、大型荷物対応スペースについて、「やさしば」と命名して、車両中央の乗降ドア付近に1両あたり2か所設置します。
▼夏期や冬期の車内保温のために、駅に長時間停車する際に個別にドアを開閉できるスイッチを設置します。これは、JRの近郊線区でも以前から設置されているもので、近鉄では初の試みです。
▼ロングシートとクロスシートを切り替えることができるL/Cシートも設置されます。
▼車内防犯カメラも1両あたり4か所に設置され、非常通話装置が作動したときには、その映像を乗務員や運転指令がリアルタイムで確認できるようになります。
▼2025年度には、奈良線・京都線系列などで36両、大阪線で8両、名古屋線で12両、南大阪線で12両の導入が計画されています。
▼新型車両の導入は奈良線・京都線系列での導入が一番多く、他の線区では少ない導入両数となっています。今年の秋からは奈良線・京都線などで新型車両を見ることが多くなるので楽しみです。
個人的には、縦・横どっちにも座れる、
固定式LCシートの”やさしば”に興味を抱きました。
実車が登場したとき、実際にどんなふうに利用されるのかが
今から楽しみです。
最近は優等列車ばかりに新型車両が
投入されてきたので、本当に
久しぶりの新型の一般車両の投入は
楽しみですね。