▼嵯峨野観光鉄道は、新たなトロッコ列車の車両デザイン等について、10月24日に発表しました。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/251022_00_press_Saganotorocco_newdesign.pdf

▼2025年3月21日に、新たなトロッコ列車を2027年春に導入すると発表していましたが、今回は、牽引車と客車のデザインを発表しました。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250321_00_press_NewTorokko2027debut.pdf

▼デザインのコンセプトは、「保津川の渓谷美」と「ノスタルジックな旧山陰線の汽車旅」と「嵯峨野・嵐山の洗練された『ひなび』風情」を掛け合わした世界観を創出するとしています。

▼新牽引車は、JR西日本が導入する新型事業用車の1両で、もう1台は予備機として使用される予定です。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/251022_00_press_ballastsanpusya_2.pdf

▼この新型事業用車はハイブリッド方式の気動車で、全体では8両が導入予定で、新型バラスト散布車の牽引や車両入替作業などに使用するとしています。

▼一方、客車は1~4号車は一般車、4号車の一部は特別室を設ける予定です。

▼一般車では、景色が主役として映えるよう柱や窓枠を黒で仕上げ、保津峡の景色への没入感を高めるデザインとしています。

▼また、特別室は縁台型の座席に座りながら景色を楽しむことができるように検討中です。

▼デザイン監修は、京阪3000系、JR西日本227系や叡山電鉄700系「ひえい」をデザインした株式会社GKデザイン総研広島が担当します。

▼営業開始は、2027年春の予定で、現在運行している車両は2026年の営業をもって引退の予定です。

▼現在のトロッコ列車は1991年の営業開始以来運用されてきてかなり老朽化しているので、今回の新型車両の導入でより観光客の呼び込みを増やせることが期待されそうです。(2025.1024)

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