▼JR東海では、今後315系4両編成でのワンマン運転を実施すると、6月6日に発表しました。
https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043615.pdf
▼JR東海では、2023年6月から315系4両編成で車側カメラを設置し、様々な条件で撮影したデータをAIに学習させ、画像認識技術の検証、検知精度の向上を行ってきました。
▼その結果、列車に近づく人間の検知が可能なことが確認できたので、今後、車側カメラを用いたワンマン運転を実施することとなったようです。
▼ワンマン運転では、運転士が車側カメラからのホームの映像をモニターで確認してドアの扱いを行うこととします。
▼ドアが閉まってから列車に人間が接近したときには、自動で検知して、警報音などで運転士に通知し、列車を停止させます。
▼現在は、2両編成での列車で、直接またはミラーで乗降を確認していますが、今後は車側カメラからの映像でホーム上の安全を確認するようになります。
▼ワンマン運転の実施計画では、2025年度中にローカル線区の関西本線、武豊線で実施。2026年度以降に、東海道本線、御殿場線でも実施する計画です。
▼大動脈である東海道本線でも、三島・沼津間、浜松・豊橋間、大垣・米原間で実施するとのことで、これはかなり驚きです。
▼東海道本線といっても、この区間はローカル線区扱いということなんでしょう。鉄道業界での人手不足も相まって、すさまじい業務改善ではあります。
4両編成でのワンマン運転はたいへんそうとも思いましたが、
JR東日本など他社でも実施しているようですね。
東急では、池上線で3両編成のワンマン運転があります。
4両でも技術的には可能なんでしょうね。