投稿者名:kumoha313

JR西日本

キハ75形が関西本線へ 関西本線の復活なるか?

▼2月16日(日)に名古屋・伊賀上野間でキハ75形による実証列車が運行されました。

キハ75形@名古屋駅

▼これは関西本線活用化利用促進三重県会議の取組みの一つとして実施されました。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250109_00_press_NagoyastationandIgauenojishojikken.pdf

▼利用促進会議は、三重県、亀山市、伊賀市、JR西日本が構成団体で関西本線の活性化促進に向けて取り組みを行っています。

▼今回は、沿線地域外からの観光を目的とした移動の潜在需要を検証する目的で運行されたものです。

▼運転時刻は、下りが名古屋08:51発、伊賀上野10:45着、下りが伊賀上野15:34発、名古屋17:44着で運行されました。

▼使用車両はJR東海のキハ75形の2両編成が使用されました。

▼普通に乗車することはできず、団体臨時列車として、日本旅行のツアー商品の利用交通機関として発売されました。

ツアー案内(日本旅行)

▼運行に合わせて停車駅でのお出迎えやおもてなし、試飲食体験なども行われました。

▼なお、この臨時列車は「忍者の日」の2月22日(土)にも運転が行われます。

▼関西本線は、大阪市のJR難波から名古屋市の名古屋までの路線です。本線とは言う名ではありますが、大阪から名古屋までの直通列車は運転されておらず、加茂から亀山までは単線非電化区間があります。

▼JR難波から加茂まではJR西日本が大和路線として通勤列車を運行。名古屋から亀山まではJR東海が通勤列車を運行しています。

大和路線快速@王寺駅

▼大阪、奈良、三重を経由する関西圏・中京圏の鉄道では、近畿日本鉄道が圧倒的なシェアを持っており、関西本線は忘れられた路線のようにも思われます。

▼沿線周辺では人口減少や車社会の進展などで鉄道の状況は厳しく、そこで、この路線を活性化し利用促進を図るために、三重県の沿線自治体がJR西日本と協議団体を設置しましたが、関西本線の復活となるでしょうか。(2025.2.17)

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鉄道コム

阪急

阪急2000系が2月24日から宝塚線で運行を開始

▼阪急電鉄のホームページによると、新型通勤車両の2000系が2月24日(月)から宝塚線で運行を開始するそうです。

https://www.hankyu.co.jp/topics/detail/013774.html

▼新型車両の2000系(2300系)の導入については、2023年10月6日の当社ニュースリリースで、発表されています。

▼それによると、「疾走感」を醸し出すデザイン的、バリヤフリーと省エネ性能の追求、京都線では大阪方から4両目に阪急初となる座席指定サービスの導入を目玉に2024年夏から導入とされていました。

▼車両のモデルチェンジは2013年以来11年ぶりとなります。

▼車体は伝統のマルーンカラー、木目調の化粧板、ゴールデンオリーブ色の座席は踏襲、前面の窓ガラスに曲線を取り入れて「疾走感」を醸し出すデザインに変更します。

▼先頭車両の車いすスペースは拡大され、壁面の手すりを2段にし、車いす固定具を設置します。また、連結部ドア横にあった非常通話装置を乗降ドア横に変更しました。

▼車いすスペース、優先座席付近の吊り手を誰でも使えるように改良しました。

▼VVVFインバータ制御装置に高効率な半導体素子を採用し、既存車両と比べて消費電力を約6割カットしました。車外側面の行き先表示器をLED化して消費電力のカットを図ります。

▼阪急初のインバータ式空調装置、空気清浄機の導入により快適性の向上を図ります。

▼車内に防犯カメラを設置し、犯罪・迷惑行為の抑止を図ります。

▼1000系が導入されたばかりと思っていましたが、すでに13年も経っていました。

▼車体のデザインは、前面のガラスの曲線を除いて1000系と比べても大きな違いはないように思います。

阪急1000系(宝塚線)

▼阪急らしい昭和の車両は3300系くらいが残っているくらいで、もうそういった車両は残っていません。(2025.2.16)

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近鉄

近鉄特急型車両12200系がTOMIXから発売されました。GREEN MAXの完成品 自前のキット製作品との比較

▼TOMIXから近畿日本鉄道12200系が2025年1月に発売されました。
https://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/98560.html
▼今回発売されたのは、12200系基本セット、増結セットA、増結セットBです。
▼基本セットは4両編成で、23,760円(税込)、増結セットAは4両編成で、18,920円(税込)、増結セットBは2両編成で、13,200円(税込)です。

TOMIX 近鉄12200系

▼基本セットの先頭車両にはTNカプラーが装備。フライホイール付き動力車、ヘッドライト及び通過標識灯(電球色LED)、テールライト(赤色LED)が点灯、新集電システムが装備されています。
▼車番は転写シールで選択が可能。前面表示パーツは「特急賢島」が増備済み。交換用印刷済み前面表示パーツは「特急大阪難波」「特急名古屋」「特急鳥羽」「特急京都」が付属されています。
▼オプションで、常点灯用室内照明ユニット、TNカプラーが取り付け可能です。
▼今回の製品は、スナックコーナーが撤去された更新後の車両で、客ドア上部の水切り、窓がないトイレ側面部を表現。

▼増結セットA、Bでは、貫通扉が開いている状態を再現できる別パーツを付属しています。
▼編成例としては、大阪上本町方から増結セットB+基本セット+増結セットAの10両編成、基本セット+増結セットAの8両編成、増結セットB+基本セットの6両編成が再現できます。

▼一方、GREEN MAX の近鉄12200系は、未更新車の6両編成及び更新車の6両編成が2019年3月に発売されています。
https://www.greenmax.co.jp/Product_outline/product_outline_GM30822-823.pdf
▼未更新車、更新車とも価格は32,450円(税込)となっています。

GREEN MAX 12200系未更新車

▼フライホール付きコアレスモーター動力を装備。ヘッドライト(電球色)、テールライト(赤色)、通過標識灯(電球色)が点灯。
▼車両番号は印刷済み。未更新車の特急マークは印刷済み。
▼未更新車は、パンタグラフが菱形、中間車のパンタグラフのみ下枠交差型に換装された状態を再現。更新車はパンタグラフがすべて下枠交差型を装備しています。

GREEN MAX 12200系更新車

▼最後に、拙い筆者のキット製作品の12200系です。2011年秋ごろに作ったものです。

▼先頭車はTNカプラーで連結可能です。塗装が荒く恐縮です。しかし、時間をかけて模型を作るのは楽しいです。

▼下手でも出来上がった作品は可愛いものです。
▼近鉄の12200系はすでに引退してみることはできませんが、模型で楽しむことができるのはありがたいことです。(2025.2.8)
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