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リバイバル500系のぞみが運行へ

▼山陽新幹線で「リバイバル500系のぞみ」が運行されることになりました。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250130_00_press_revival500keiNozomi.pdf

▼2027年に引退することが発表された500系について、tabiwa by WESTERで引退企画アイデアを募ったところ、500系のぞみの復活運行についての回答が多かったそうです。

▼これを受けて、山陽新幹線全線開業50周年記念企画として、「リバイバル500系のぞみ」が運行されることとなりました。

▼運行日は2025年3月9日(日)、運行区間は新神戸から博多間。新神戸を13時04分に発車、博多に15時21分到着の予定です。

▼所要時間はギネス世界記録認定当時(1997年)に新大阪・博多間で運行していた2時間17分で運行します。

▼停車駅は岡山、広島、小倉のみ。後続の「のぞみ」に追い抜かれないダイヤで運転されます。

▼車体側面のLEDに「のぞみ博多」の表示を出し、2号車では500系のぞみ関連写真展を実施します。

▼また、客が乗車する全号車で車内販売を行い、乗車記念グッズも渡されるそうです。

▼なお、通常の予約ではなく、2月2日から「tabiwa トラベル」でツアーとして発売されます。

▼リバイバル500系のぞみは、以前運転されていた16両編成ではなく、現在山陽新幹線内で運転されている8両編成での運転となります。

▼現在の500系は「こだま」での運転なので、全盛時代を復活させる今回の企画は興味を引きますね。

▼それにしても、発売と同時にすぐ売り切れるでしょうね。倍率は高そうです。

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特急「まほろば」が来春に定期運行化、リニューアルデビュー

▼JR西日本は、特急「まほろば」の2025年春の定期運行化とリニューアルデビューの決定を12月13日のニュースリリースで発表しました。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241213_00_press_mahoroba_unkou.pdf

▼2019年から新大阪から奈良まで、おおさか東線経由で土休日に臨時列車として運行している特急「まほろば」は、2025年3月15日のダイヤ改正で定期運行となります。

特急「まほろば」リニューアル車両

▼また、現在使用している287系に代えて、2025年4月から北陸新幹線の敦賀延伸で余剰となった683系2000番代を改造した車両2編成を投入します。

683系@敦賀駅

▼定期運行に関しては、2025年3月15日以降の土休日に新大阪・奈良間で往復1本ずつ運行します。

▼大阪09:58発、新大阪10:04発、法隆寺10:48着、奈良10:57着の一本と、奈良16:21発、法隆寺16:30発、新大阪17:10着、大阪17:15着の一本です。

▼2025年4月5日に第1編成、同年秋ごろに第2編成が投入されます。

▼車両のリニューアルコンセプトとして、古事記に謳われる奈良を体現する2つの魅力である「安寧」と「悠久」を新生特急に込めました。

▼第1編成は「安寧」、第2編成は「悠久」と名付けられます。「安寧」は金色と蘇芳色のカラーリングで「楽園の陽光感」を表現、座席は蘇芳色、宝相華文様をあしらったものとなります。

第1編成「安寧」

▼「悠久」は墨色と灰渋色のカラーリングで「文化の万世(万葉)への継承」を表現、墨色座席は墨色、宝相華文様をあしらったものとなります。

第2編成「悠久」

▼ロゴマークは唐草文様をモチーフとし、鹿、金魚、大和野菜など奈良らしい要素を組み込んだデザインになっています。

▼デザインは株式会社GKデザイン総研広島が監修、なら歴史芸術文化村の松本耕士氏が協力を行っています。

▼来年は大阪関西万博が開催されるため、その来場客を奈良へも足を延ばしてもらうための手段として定期運行化するとともに、余剰車両の活用も図るという目論見ですが、さて、どのくらいのニーズがあるでしょうか。

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JR嵯峨野線の秋の混雑緩和策及び特急列車の嵯峨野嵐山駅臨時停車

▼JR西日本のニュースリリースによると、この秋の紅葉シーズンに混雑が予想される嵯峨野線で、両数を増やす列車、特急の嵯峨野嵐山駅への停車を発表しました。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240925_00_press_Saganolineautumnrinji.pdf

▼インバウンド客の増加により、コロナ禍以降非常に混雑が発生している嵯峨野線ですが、2024年3月16日のダイヤ改正で、昼間時間帯の京都・嵯峨野嵐山間で普通列車を増発したり、両数を増結したりしています。

嵯峨野線ホーム@京都

▼しかし、これからの紅葉シーズンには、もっと乗客数が増加することが予想されるため、JR西日本では10月5日から12月8日の間、平日で42本の列車が両数を増やすほか、土休日は臨時列車を10本、増結列車を46本にするとのことです。

▼両数を増やす列車は、4、6両編成を6両、8両に増結するそうです。

▼また、この期間、特急「きのさき・はしだて・まいづる」の一部列車(7本)が嵯峨野嵐山駅に臨時停車します。

きのさき・まいづる号@京都駅

▼嵯峨野嵐山方面行きは、きのさき3号、同5号、はしだて・まいづる3号の3本、京都方面行きは、きのさき16号、同18号、はしだて4号・まいづる10号、同6号・12号の4本が嵯峨野嵐山に臨時停車します。

トロッコ嵯峨駅

▼あわせて、近畿エリアの特急の普通車指定席が利用できる「J-WESTチケットレス」が600円で乗車できます。ただし、乗車券が別途必要で、予約は乗車前日及び当日のみ可能で、席数限定です。

▼こうした対策で、秋の行楽シーズンにどれだけ効果を発揮するのか、動向が注目されます。

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