▼近鉄京都駅構内で、6月29日に始発列車が脱線事故を起こしました。
▼午前5時15分ごろ京都発橿原神宮前行の普通列車が出発直後に脱線しましたとのことです。
▼近鉄京都駅構内は、東の駅から急カーブで南へ向かい、その途中にポイントがあるという複雑な線形をしています。
▼現在のところ脱線事故の原因は分かっておらず、近鉄や国家運輸安全委員会が調査を行っています。
▼この事故の影響で、近鉄京都線は京都~上鳥羽口間が29日は終日運休し、30日の午前7時半ごろに運転を再開しました。
▼京都駅を発車した列車は120メートル走って脱線しましたが、運転士は「分岐器を通過後うしろから引っ張られるように感じて停止させた」と証言しています。
▼また、近鉄によると始業前の点検では線路のポイントに異常はなかったとのことです。
▼事故の原因はまだ明らかではありませんが、カーブに設置された交差渡り線があるという特殊な構造になっているのも原因の一つでしょうか。
▼渡り線のシーサスクロッシング通常直線区間に設けられていますが、京都駅構内はカーブ上に設置されており、近鉄全営業区間でもここしかないそうです。
▼また、事故を起こした車両が新型一般車両の8A型だったことも何らかの影響があったのでしょうか。
▼事故を起こした該当車両は、8A06編成で、近鉄宮津駅構内に9020系+1252系の牽引で回送されました。8A206号には仮台車が履かされているようです。
▼新型一般車両の8Aは以前も新祝園駅構内の踏切事故で、火災が発生し修復工事がなされました。なんだか、不運続きですね。
▼いずれにしても、今後の調査結果が待たれます。(2026.6.30)
